Windows update の確認
PCの健康管理
PCの健康管理のポイントはすでに述べた通り、PCユーザーにとっては非常に重要なことであるが、最も守られていないことでもある。
多くの方は、それが原因でPCを不調にしたり、壊したりしている。
PCの健康管理における最低限の基本的な3点セットは、次の3つである。
- セキュリティソフトは最新か? 詳細リンク
- Windows の update は最新か? (以下に説明)
- 不要メールが溜まっていないか?
アップデートの自主的な確認
最近のPCは、電源を入れて数分
と待たずに使用できる。
ただ、セキュリティソフトが完全
に更新されていないのに作業を開始
するのは良くない。PC内での作業はいいとしても、特に、ネットに接続するのは問題がある。
次に確認するのは Windows の update である。Windows 10 になってから、「自動」に設定しておけば勝手にPCがアップデートをしてくれるし、自分の作業中はその自動更新によるPCの能力低下も防げるように、「アクティブ時間」の設定もできるようになった。
しかし、全く放置してしまうのは好ましくない。
理由は、作業を暫く中断しておいた間にアクティブ時間時間外になった場合Windows10 は自動的に更新を始める。そのような場合に突然電源を落としたり、再起動をしようとすると、「更新してシャットダウン」や「更新して再起動」などの表示で教えてくれる。それを見逃して、上手くシャットダウンできないなどの理由で、強制終了をすると Windows のアップデートは中途半端になったままとなり、次回起動時にまたやり直しをする。
すると、またPCが重いからと再起動をかける。このような悪循環を繰り返した場合、タイミングが悪いとPCのハングアアップを発生させててしまうことがあるためである。
従い、可能な限り適時自主的にアップデートを確認することが望ましい。
とりわけ、毎日使っておられない方には必要なPCの健康管理である。
こんなエピソードも・・・
過去に「このPCは調子が悪くて使えなくなった!」と放棄した若い女性
がおられた。調べてみると、
① セキュリティは古いまま(確か期限切れだったような)
② Windows のアップデートは全くなされていない
③ なんとメールは7000通余り放置(Windows Live と Gmail を合せて)
④ ダウンロードフォルダ内はゴミ箱状態
⑤ 結果、Dドライブは空っぽなのに、システムのあるCドライブは空き
容量が約5%
PCにとっては、二重苦、三重苦どころではない。動いていたのが不思議
なくらいである。
メールには、ラブレターっぽいものや、学生時代の研究レポート的なものまで残っている。個人情報は消したつもりが、随所に残っている。
正にPCど素人の典型例であった。
hihdy の指導を受ける前の方にも、9割以上この中の複数項目が当てはまる方が多い。不調になったので診て欲しいと依頼されたり、お質問を受けてサポートのご縁ができた方が殆どである。
hihdy のサポートは、長いお付合いを理由にお任せスタイルもあるが、通常はリモート操作による本人の目の前で行うので、知識も習得できて安心である。