4. 食品添加物は食品?
多くの方々が化学肥料や農薬、食品添加物のためにお金を使い、病気の原因(となる食品)をわざわざお金で買っている。そしてその治療費をさらに払っている。今の社会はどこか間違っている。
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料や香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用される。
いろいろな分類法があるが、ここでは主な二つだけ紹介する。
先ずは「食品衛生法」的に大雑把に分けてみると、
① 指定添加物 (約440品目)
安全性と有効性を確かめ、国が使用を認めた添加物
② 既存添加物 (約370品目)
長年の食経験により、国が使用を認めている添加物
③ 天然香料基原(既存)物質 (約600品目)
自然由来の植物・動物を起源とする香料
④ 一般飲食物・添加物 (約100品目)
通常の食品としても使われるが、添加物的な使われ方をするもの。
上記の ②~④ は、いわゆる天然由来のものと称せられる物質である。
もう一つ、もっと実務的な用途別に分けてみると、
これらは、前述の指定添加物と既存添加物に分けられるが詳しくは、それぞれの項目をクリックして資料をご覧頂きたい。
一般的な飲食物であっても、天然由来のものであっても、いずれにせよ「絶対に安全」は存在せず、農薬を使って栽培したものであったり、家畜や養殖魚などはホルモン剤やビタミン類など薬づけで育成したものであるから、添加剤が使われている以上危険は覚悟の上でないと生きてゆけない。ましてこれらは食品添加物は食品ではない!
コンビニやマクドナルド(たまたま代表例で恐縮だが…)などのファーストフーズの食べ物には何10種類もの食品添加物が使われており、薬を食べているようなものである。
加工食品というものには、必ず添加物が入れてあると言っても過言ではない。単に茹でた野菜だってそうである。ハムやソーセージ、ジャムでも自分で作ってみるといい、あんなきれいな美味しい味にはできない。野菜だって自分で作ってみるがいい。無農薬だと害虫駆除ははすべて人手になってしまう。昔は化学肥料を使わないから地力があり作物は病気に強かった。その分美味しいから虫がつきやすい。虫も食べないようなものが旨いわけがない。消費者が形の悪い、虫の食ったものは買わないから、近代農業は生産性を上げ、虫がつかないように化学肥料や農薬を使う。すると地力が落ちて病気になりやすいのでまた農薬を使うといった悪循環である。
highdy も我が紫陽花も仕事がら食品の裏側を知っているから、合成調味料は一切使わない。精製塩や上白糖も可能な限り使わない。野菜も殆ど完全無農薬有機栽培でほぼ自給自足。米も無農薬や減農薬、加工食品は表示成分を十分に吟味して買っている。肉や魚も食べないと血管や筋肉が弱くなってしまうので、適度に食べる程度に。外国の農薬は判らないので果物は極力国産に限定。薬はできるだけ飲まない。が、先に述べたようにそうしないとわが国では生きていけないないから仕方がない。だからと言ってそんなに神経質になることもない。繰り返しや大量摂取が問題で常用しなければよい。
とにかく危険な食物を自分で減らす知識と努力が必要である。
では、どんな添加物が良くないのか?次回から…。