ら行のことば

右下の「∧」で瞬時にここに戻ります。 

上下のスクロール:マウスのセンターホイルを押したまま

         上下に微動してください。

スクロールロックマウスによっては、自動スクロール状態

         をロックできるものもあります。

画面の拡大・縮小:[Ctrl]キー + マウスのセンターホイル 

 


 

リーズナブル

 用法」に注意する言葉。納得できる、妥当であるという意味だが、宣伝

  文句の「納得価格」が何度も聞かされているうちに、いつの間にか「

  安価格」に解釈されるようになったようで、一般的には誤って「価格が

  安い」という意味に使われていることが多い。意味を理解して使おう。

  例文:少し高い気もするが、思ったより高性能でリーズナブルである。

     … これは意味をしっかり理解した表現で○。

    リーズナブルの割には高性能である。…×

  従い、「リーズナブルな・・・」という形で使うと、誤解を招く恐れが

  ある。

 

リストラ

  本来の structuring(=構造、機構、構築、組立て)に対して、

  restructuring(=再構築、再組立て)、すなわち「構造改革」という

  意味で、事業拡大、事業縮小、組織変更の場合に使う。

  事業拡大のケースもあるのに、多くの場合「解雇された」という意味の

  みで使われていることが多い。

  例文:リストラにより人員整理された……の表現は、正しく解釈されて

  いる。

 

離着陸(りちゃくりく)

 「離発着(りはっちゃく)」は誤り。「離」も「発」出発を意味し、NHK

  では「離着陸」を使うことになっている。

  英語表現では、takeoff [taking off] and landing と、明確である。

  以前は使われていなかったが、新しい広辞苑では第6版から「離発着」

  も付け加えられ、慣用極語として許容されているようである。

 

了解(りょうかい)しました

 「用法」に注意する言葉。意味そのものは問題もないし、使用者の意思は

  伝わる。

  但し、自分と親しい間柄、同僚、目下に対して使う言葉。お客様や上司

  に対しては敬語として「承知しました」が正しい。

 「ご苦労様です」(同僚、目下向け)と「お疲れ様です」(敬意を払う必

  要のある人向け)と同様である。

 

 

(ろう)を労(いたわ)る、労(ろう)を労(ねぎら)

 用法」に注意する言葉。ニュアンスが微妙に異なる言い回し。

  前者は、苦労というより激務を終えたことに対する肉体的な疲労を気に

  かける表現であるが、一般的には、労をねぎらうが多く使われ、努

  力を評価し、感謝する言葉として使われる。

  優しい思いやりは前者の方が強いが、あまり使われることはない。

  いずれも、「労る、労う」が重複表現と指摘されることが多く、「労を

  ねぎらう」が慣用語化している

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

 

 

緑色未投稿