誰でもできる合計計算

 もっとExcelが解れば・・・
 もっとExcelが解れば・・・

 世の中、パソコンが苦手な人は多い。いまやWord や Excel ができない人は事務員が務まらない時代になってしまった。

でも、そんな人でも使いこなすにはそれなりの知恵が要る。そのためには、指導者の能力が問題になるが、そんな時こそ役に立つ裏技、つまり highdy の魔法のテクニックを紹介する。

パソコンができなくても、Excel 関数を知らなくてもできる合計産出法である。範囲指定をするだけ、数字を入れるだけなら誰でもできる。

SUM関数の使い方一つだけなら、教えるのも簡単で速攻で終わる。何もしないのに合計値が出ているのが、この方法の特長である。

まず下の図を見ていただくだけで、お分かりだと思う。

下の例では、縦の行方向の場合だが、横の列方向でも同じ方法で合計値を求めることが可能である。

 

誰でもできる合計計算

 Excel 全く知らない人でも、というか、既に合計値が示されている!

 

              図は、クリックで拡大もできる
              図は、クリックで拡大もできる

 でも、Excel を十分に使いこなせなくても、SUBTOTAL や SUM 関数程度は覚えておいて欲しい初歩的な操作である。

下の図で、どのような計算式を入力すればよいかが誰でも簡単に理解できると思う。是非チャレンジしていただきたい。同じものの Excel が以下よりダウンロードできるので、計算式の確認をされるとよい。

合計計算式の入力法
Vista 以上の OS で使用可能。
Book1.xls
Microsoft Excel 43.5 KB

 SUBTOTAL 関数では( )内の始めに「9,」と入力した後に、セルの始めと終わりを「:」(コロン)でつないで範囲指定するが、「9」は合計値を求めるための決まった値である。最大値、最小値、平均値など11種類の数字があり、いろんな指定数値を求めることができる便利な関数である。

詳しくはこちらが参考になるであろう。