第24講-7 Excel 簡単な表計算と関数の活用(1)
Excel で最も行う作業は、小計、合計の作業である。
そのため、ΣオートSUM(合計)は、ホームタブの中でも目立つところに配置されている。使用頻度の高い平均値、最大値、最小値を求める関数も同じ位置にある。特に、ΣオートSUMは、オートフィルの機能を利用して行う。
小計も同様にして行うことがあるが、これらを膨大な表計算の中で行う場合は、その後の作業性を考え、ΣオートSUM(合計)と subtotal(小計)関数を組み合わせて利用する。
しかし、Excel の性質、オートフィルの性質を熟知しないと、とんでもない
間違いを起こすことになり、以下のテキストではそれらを重点的に学ぶ。
テキストをダウンロード後、別にコピーを作成し、実際に操作しながらやってみると解りやすい。
(1) 最も簡単な合計・平均の計算
- オートフィル機能を使いながら、その性質を知る。
- ΣオートSUM(合計)の正しい使い方を知る。
- 表計算における Excel の性質を知る。
- 表計算でにおいてしてはいけないことを知る。
(2)簡単な小計・合計計算の方法
- 小計が1つか2つ程度であれば.
一瞬にして作業を完了する。
範囲指定をして、右下セルをクリック、ΣオートSUMで完了!
但し、縦方向に多数の小計がある場合
小計には subtotal(小計)関数
合計には、ΣオートSUM(合計)関数をそれぞれ使うべき。
- 構文の書き方を知る。
ΣオートSUMの( )内の引数(いんすう)は、範囲のみだが、
subtotalの( )内は最初に集計方法も入力しないといけない
ことを知る。(集計方法にはいろいろある.)
(3)オートフィルの使い方
- オートフィルの性質を知る。
- オートフィルのいろいろな応用の仕方を知る。
- いろんな連続データの作成法を学ぶ。