絵葉書はとても簡単!
絵葉書の作成はとても簡単である。
文字も何も入れないでつくるのであれば、
すでにできているといってもよい。画像(写真)の上でいきなり右クリックで「印刷で」完了なのである。すなわち、画像の印刷用紙のサイズとしてハガキを選択し、用紙の種類を選択するだけである。
手抜きで簡単な方法3つ
① 写真をいきなりハガキに印刷
上にも書いたように、印刷の際に文字も何も入れないでハガキの裏面を
作成するならそれでよい。(余白なしも可能)
② Word や Excel で簡単な文字を挿入して作成
余白を限りなく少なくすれば非常に簡単だが、余白なしで作成したけれ
ばテキストボックスを使用する。
テキストボックスにより、複数の画像(写真)や文字の入力位置も思い
のままにできる。
③ Print Album の活用
Word や Excel と同じように、編集可能な原稿と編集不可能な画像ファ
イルを作成することができるので、何度でもつくり直しができる。
これらはどれも手早くできる方法で、特に凝ったレイアウトや文字列を使わない限り絵葉書は5分でできる。年賀はがきや暑中見舞いはがきなら文字数も少ないので10分でできる作業である。
とは言っても、Word、Excel、Print Album の操作法を熟知していなかったり、画像処理のそれこそ初歩的基礎知識がない方には、①の手法すらできないこともある。でも、それはほんの僅かなコツを知ることで可能になる。
以下に、注意点を簡単にまとめるので参考にしていただきたい。
① 写真(画像)の印刷法
一般の写真のアスペクト比は
必ず3:4である。
ハガキは、概ね1:2
(厳密には100:148mm)
A4用紙は、概ね2:3
(厳密には210:297mm)
だから写真専用の印画紙でない
限り、写真の比率と異なるた
め、縦横どちらかが寸切れになるか、余分な余白ができてしまう。
そこで、必ず「□写真のフレームに合わせる」にチェックを忘れないこ
とが大切である。
② Word や Excel を使う
方法
Word や Excel を使う方法の
場合、テキストボックスを使う
ことで写真や文字列を自由に配
置はできるが、どんなことをし
ても均等な余白にはできない。
右は、テキストボックスを使わ
ないで写真のみを挿入した例であるが、拡大してみていただくとお解り
だろうが印刷可能範囲が決められており、全画面(余白なし)印刷はで
きない。印刷はもちろん、[Ctrl]+[P]、さらに[Enter]である。
③ Print Album の活用
Print Album を使う方法では
「アルバムのプロパティ」の設
定において、余白を無くするこ
とが可能である。その上でハガ
キの長手方向に合わせて写真を
挿入すれば、上下(右図では白
い線が見える)方向を若干犠牲
にすれば、余白なしの画像が作成できる。
すなわち、3:4のものを強引に1:2に収めたハガキ比率の画像ファ
イルである。従い通常のプリンタであれば、余白なしの印刷が可能にな
るわけである。この場合、①の注意点である□のチェックは不要。
どうだろう。③が最も使いやすいことが判る。さらに文字入力のバリエーションも豊富だし、面倒なテキストボックスを使用することなく、自由に文字が打て、拡大・縮小も抜群に楽である。
ただ、highdy の場合は、こんな5分でできることを技術力のアピールのために、わざわざ他人が真似できない込んだ手の込んだことをして年賀状を作っている。(highdy にとっては簡単なことだが)中にはその難しさが判る方もいるから嬉しい。