PC操作技術

応用編  カラーピッカーを使う

 ホームページなどを編集している時や広告を作成し業者の方に色指定をする場合、正確なカラーコードが必要なことが多い。

素人は使い慣れていないので、すぐにはピンとこない。画像なら16進数、映像なら RGB 値で指定するのだが、そんな時にとても役立つのがColor Picker(=カラーピッカー)」というソフトで、Vector 社から無料でダウンロードできる。

左のボタンからすぐにダウンロードができる。(警告が出る場合は、ブラウザを一時的に IE 又はSafari に変えてダウンロードしてください。警告は偽物なのでご安心ください。)

 このソフトはレジストリを使っていないので誰でも安心して使える。従いインストールは不要で、解凍したフォルダを適当なディレクトリに移動させるだけでいい。不要になったらフォルダごとゴミ箱に捨てるだけ。

起動用アイコン(ショートカット)をクイックランチに登録しておくだけで気軽にに使える。起動して「色の取得モード」になっている間は、デスクトップの周辺が赤枠になり、動作中であることを示す。

好きな部位をクリックすると「カラーコード」の取得完了で、赤枠も消える。取得画面では、小さなマス目にピクセル単位で拡大表示されるので正確な色の取得ができる。

 上図のようにマウスの矢印のある位置周辺を拡大表示しており、キーボードの矢印キーで正確な位置を指示でき、その位置のカラーコードをリアルタイム([16進数表示]の部分)に読み取ることができる。

もし、読み取ったつもりがそのデータを忘れてしまった場合、「コピー」作業などでクリップボードを使用しない限り覚えているので、メモ帳やブラウザの URL 欄になどに「貼り付け」を実行すれば、カラーコードが表示してくれる優れものである。(取扱い説明書には書いてない。)「readme.txt」を読むと使い方の参考になる。

 色見本とカラーコード変換については、こちらのサイトが参考になる。

ここでは色を指定するだけで、画面色が変わりカラーコードと RGB 値を同時に取得できるし、手入力で数値を入れてもよい。RGB 値を指定した逆変換も可能である。

色の取得(カラーコード種取得)については、上記のようなサイトを使う代わりに、自分のイメージから決めたい場合、ワード、ペイント、JTrim 等々どんなソフトでもいいから色選択画面を表示させ、自分の好きな色をきめて「カラーピッカー」を使うといいかも知れない。