季節を変えてみた
例年秋の10月にする旅行を初めて連休に関係しない5月末に変えてみた。
理由は、秋は陽が短いため日照時間が少なく、行動時間が限られるためである。highdy 達は朝6時半に埼玉を出て、京都で義弟夫婦と合流、快速電車の中で昼食しながら正午前に奈良に着いた。4日間の旅行行程が始まる。
初日、いきなりハプニング !
京都の新幹線改札口では確かに赤い捺印のある乗車券を受け取ったのに、奈良駅で列車を降りようとしたら乗車券がない ! 大人の休日クラブ会員でもある(購入駅に買った証拠が残っている)し、復路の乗車券も買って持っているので、駅員さんに事情を説明をしたら問題なく納得して改札を出してもらった。
初日は列車の疲れもあるだろうから、早めに宿(井谷屋)に入り、温泉で癒される計画である。
宿の気配りもあり、我々老人のために風呂の近い部屋をご用意いただいたようである。田舎料理風だが次々と奈良らしい美味しいものが出てきた。温泉と食事に御一同大満足のようで、少しは計画の肩の荷が下りた感じがする。
勤行のあと、西国三十三所草創1300年記念事業として、普段は関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の中に入ることができ、高さ10mを超える本尊大観音尊像のお御足(おみあし)に直接触れてお参りできる特別拝観が許された。特別拝観料を払うと、五色(しき)の結縁(けちえん)の糸で編まれたブレスレットが頂けた。五色にも諸説あるが、編み紐・組み紐に詳しい義弟は、緑・黄・赤・白・黒のうち一色変えるとオリンピックの色になると指摘した。(なるほど・・・)
一般的に長谷寺は牡丹で有名(鎌倉の長谷寺は紫陽花で有名)だが、その回廊(上の写真)の美しさでも有名である。桜の時期は、また格別の美しさが見られる。
宿に帰って風呂に入り、遅い朝食。夕食と同じ部屋担当の仲居さんは、朝食も面倒を見て下さったので気持ちばかりのチップを渡した。
苦労していった割には、大したことはなかった。
キトラ古墳は、高松塚古墳に次ぐ我が国2例目の壁画古墳である。アジア最古と思われる天文図(右のスライド参照)が見つかったという事実には驚いた。いつ、誰により、何のために伝えられたのか。 以下のリンクはパノラマ。
時間余裕が出た !
highdy にとっては少々不本意だったが、一部行程を省き時間に余裕が出た。予定より早めに宿に着いたが陽(ひ)がかなり長くなっているので明るい。
そこで、翌日の予定を前倒しして国営平城宮跡歴史公園内の平城宮遺跡も観ることにした。平城宮のモデルはその昔 highdy もい行った中国の長安である。
上記国営平城宮跡歴史公園の資料で分かるように、長い幾つかの変遷により都の変化が理解できる。
観光施設としても大変充実し、バス路線も整備されている。夜は宿の展望室からライトアップされた復元建物を奈良の夜景とともに観ることができた。
(右上写真は失敗作) 以下に朱雀広場をパノラマで観ることができる。
ところで、平城京と平安京は紛らわしくの区別がつかない方もおられる。
実は highdy も少し前まで、こんがらがっていた。詳しくはこちらへ。
さて、またしても事件は起きた !
と言っても、恥ずかしい事件で、あまり話せる内容ではありませんが…
でも、長くなるので次回に・・・。