直ぐそばに堤の実物断面や地形状態を示したり、堤(土手)に上ってみることができるように配慮されている。また、堤に沿った道路を走りながら忍城に向かうことができる。総延長 28 km(実際には自然地形を利用したので、
その半分位かも ?)を金に糸目をつけず、僅か1週間(実際には5日とも ?)で築造したのだから凄い !!
鐘楼には、1717年(享保2年)伊勢の桑名藩主松平忠雅によって鋳造され、1823年(文政6年)に松平 忠堯(ただたか)が忍へ移封される際に持ち込んだ時鐘(じしょう)があり、博物館内に本物がある。
御三階櫓の2階、3階は資料室・展示室、最上階は現在の行田市を望む展望台となっているが、高い建物がない当時としては軍事的に貴重な見張り場として機能していたに違いない。