佐賀・福岡旅行(その1)

まだまだ咲いている菜の花  
まだまだ咲いている菜の花  

 このところ、ブログの更新や記事の更新ができないほど、忙しく楽しい時間が過ぎている。大学の勉強はほぼ中止状態だが、忙しい内容の主なものは、発明・考案作業、別宅内の諸作業、旅行、無料パソコン教室の授業やサポート、宿泊先のネットへの口コミ投稿、気楽な SNS などによる長時間の駄弁りなどである。

(どんな計算か判らないが highdy には、世界中では12万人以上の読者がいるらしい!)

体も頭も使わなければ退化の一歩を辿るだけであるが、その意味では老化の防止にもいいことであろう。

というわけで、最近の状況をまとめてアップしてみることにする。

3月下旬

 毎年恒例の査察官紫陽花highdy の生活ぶりを視察するために埼玉からやって来るので、古い別宅の片づけや掃除が結構大変である。たまに来るので汚い部屋は気分が悪いだろう。日頃は友人が来ることもあり、玄関、廊下、highdy の部屋だけきれいにしておけばよい。独居老人だから他は散らかっていても気にしない。特に主婦は台所周りを気にするので、磨き掃除に手間をかける。別宅と言えば語感は恰好いいが、元々古い田舎の実家だから広いだけで、メンテナンス費用も掛かるし、自宅に比べれば不便なことだらけである。 


殆どの古い蛍光灯器具を取り外し、LED照明に変更した。2階の寝室からトイレに行くにも、廊下 ~ 階段 ~ 台所 ~ 電話室(4.5畳) ~ highdy 書斎 ~ 廊下 ~ ミシン室(2畳)と 30 m近くも歩かねばならない。
夜には明かりをつけるのも面倒だから、すべて人感センサーランプソーラーランプ(人感センサー付)に変更した。

 

そんな工事・掃除が終わって、月末には久しぶりに会う同級生と 3人で近くの常盤公園で花見をした。

4月1日

 午前中、環境センターへゴミ出し、ガソリンの補給。そして午後は査察官を空港にお迎え、一旦別宅にて休息、コーヒータイムの後は買い物に出かけた。

(行動記録には、グーグルマップタイムライン記録を参考にしている。)

査察官の滞在中の食事の準備は、すべて highdy がするが、これは常日頃の感謝の気持ちを表すためで、自宅ではしないことを原則にしている。

4月2日

 

 午前中、植木伐採・処理。畑仕事。午後は紫陽花と近くの常盤公園・遊園地を散策、お天気も良く観覧車からの眺めも素晴らしい。(右の写真)

一旦帰宅し今度は市内のボーリング場へ行って楽しむ。プロについて約2年の紫陽花はアベレージ 150~160 以上で200アップも度々だが、慣れない場所でハウスボールを使うと、まだ習い始めて半年の highdy と大差はない。

陳柳亭より瑠璃光寺を望む  
陳柳亭より瑠璃光寺を望む  

4月3日

 8時過ぎに出発、山口大学へ。当日は同大学の入学式(式は維新記念公園で、その後学内でオリエンテーリングだとか)。目的は highdy の寄贈した桜の観賞だが、他の桜は満開なのに highdyの桜全部状態(左下写真)、一輪だけ咲きかけていた。構内の小高い丘に登って市内を見ながらお茶タイム。そして、以前も行ったことのある瑠璃光寺のきれいな桜を観に行った。次に、

 

放送大学の事務長の勧めで島根県津和野町近くの徳佐八幡宮の参道の枝垂れ桜を見に行くも、他の桜は満開なのにこちらはまだほとんどが蕾で一部のもの(右下写真)が少し開花していた。(両手に花!)

僅かに1輪だけ咲きかけていた
僅かに1輪だけ咲きかけていた
正に両手に花!
正に両手に花!

4月4日

 8時前に出発、山口・宇部道路~山陽道~関門大橋~九州自動車道~佐賀県吉野ヶ里遺跡へ。お天気も良く最高の観光日和。
    (データの読み込みに時間がかかるかも?)

以前に訪れた世界遺産青森県三内丸山遺跡縄文時代前期中頃から中期末(B.C.3900年~B.C.2200年頃)の、我が国を代表する大規模な集落遺跡)と違って、稲作、養蚕、石器の加工技術、銅剣や土器(埋葬用甕、各種壺、皿など)の焼物、建築技術など弥生時代の文化の進歩は素晴らしく、その後の日本のお城の原型なるものを見ることができた。頭のない埋葬人骨などから、すでに集落の戦いの始まりを示すものまで見られる。1/3は無料バスで回ったが、すべて見るには無料バスを利用しても数日かかる広大なスペースである。敷地内の雑草も外来種はすべて人手で除去し、日本古来の種類のみに整備しているという。

とにかく広い!
とにかく広い!
お城なら大手門に相当
お城なら大手門に相当
お天気に恵まれた観光!
お天気に恵まれた観光!

中央の写真の奥は、王の館になり高床式である。敷地(城)内の要所には複数の高い見張り場(城でいう櫓に相当するもの)があった。

園内のレストランで昼食をとり、長崎自動車道で和泉式部公園に向かう。

 和泉式部は平安時代中期の歌人で、中古三十六歌仙(三十六歌仙より後期)の一人として有名だが、その逸話墓所全国各地にあることでも知られている。highdy 別宅の隣町にも墓所がある。かなり広い公園で桜の名所のひとつでもある。


パノラマ画像は、http://www.dermandar.com/p/bxEBha から。

 観光客には山の上の公園傍にも駐車場があることが知られておらず、麓の駐車場に車をおく方も多いそうだ。でも highdy が尋ねた同年代と思われる老人はとても親切な方で、約 2 km近く離れた所から公園まで自分の軽トラックで道案内をして下さった。園内の吉浦神社の氏子の一人で、翌日は神社のイベントがあり自分も参加するので、時間があったら再度立ち寄って欲しいとのことであったが、こちらにも予定があるので遠慮させていただいた。ここの満開の桜も素晴らしいもので、充分に堪能した。