このところ1時間に約60通と迷惑メールが多過ぎる。毎日約500通前後のメールを受信のうち、75%が迷惑メールである。あるときは、突然1000通~1600通と増えたり、逆に一日に5通程度に減ったりする。
気が向くと、関係機関に通報することもあるが、発信元を突き止めて警告されるためか、一時的にかなりの期間激減する。迷惑メールは自動処理されているので、実質的な被害は全くないが忘れたころに災害(?)はやってくるもので、ここ数日でも4000通を軽く超えている。
最近は発信元のカムフラージュを目的とする偽装アドレスを使用する技も巧妙化している。迷惑メールを取り締まる法律が強化されない限り、ますますエスカレートの可能性がある。行政は何でも問題になって事故が起きたり、人が亡くならないと対応しないのが常であるから、仕方がないことだが…。
迷惑メールを内容的に分析すると、
① 個人情報の取得を目的とする詐欺メール
(セキュリティ不備を訴求、パスワードの変更や個人情報の確認
求めるものが多い。)
② いかがわしいサイトへの誘導を目的とした勧誘メール
(半数以上はこの種類)
③ Yahooや楽天など通販サイトを騙る巧妙な偽メール
(月に数通、一般の方は見分けがつかないこともあるだろう)
④ メルマガ登録による一般メール
(連日50通~100通)
①と②は 1 時間当たり約60通届くことも多い。その内容から判断して、8割以上はすべて同一発信元である。発信者名は 10 ~11 桁の英数をコンピューターで自動発生したもので偽装されている。
アドレスのドメインは、一般的な「com」や「jp」などではなく、すべて「biz」である。このような迷惑メールは、通常殆どが海外のサーバーを拠点、又は経由して発信されたものが多いので防止に対応する機関も大変であろう。
100歳まで生きても、87万時間余りしかない短い人生を、このようなメールの送信作業をしなければ、生きてゆけない気の毒な可哀そうな方もいる。
Yahooメールや大切なプロバイダーメールにもかなり届くが、連日2、30通程度。それらは WEB 上で自動
処理されており、月に一度チェックすれば十分である。
highdy の場合、迷惑メールでなくても、重要なものは Microsoft のアカウントに使用するものであっても、Gmail に自動転送するように設定している。
従い、仮に迷惑メールが含まれても自動振り分けがなされ、何1000通入ろうが実害は全くない。Gmail では放っておいても30日後には自動削除されるので心配はない。
しかし、たまに数か月に一度位だが迷惑メールでないものが含まれることもあり、一日に数回は迷惑メールフォルダに一応目を通した上で手動削除している。迷惑メールでなくても過去の迷惑メールに類似の記載内容が含まれていると、Google の検索エンジンが「怪しい」と判断することにより、そのような振り分けがなされるためである。
highdy の使用アドレスは約10個あり、緊急用隠しアドレスも用意してあるが、最も常用する Gmail アドレスに迷惑メールが入る。
常用アドレスでの投稿、各種の登録、物品購入は、それだけ漏洩の危険性は高くなる。だからこそ、PCのセキュリティ対策をしっかりし、パスワード管理を適切に行い、メール受信にも二重、三重の安全対策が必要である。
その意味で Gmail の素晴らしさに感謝している。
ネット上では特に、そのようなアドレスで本名を使用すると、個人特定につながり危険を伴うので注意が必要である。
最近は行政機関をはじめとして、大手金融機関、通販サイト、Facebook などの SNS 、プロバイダー会社さえも個人情報の流失事故が多いので気を付けよう! Facebook はこれまでも何度か報告されているが、最近もまた繰り返しており、このようなところから個人情報が洩れて出ていく。
基本的にプロバイダーメールは、安易に使わないことが肝要である。