① テレビをPCに ② PCでテレビを
③ テレビとスマホを ➃ スマホを時計で
⑤ デジカメのデータをコードレスでPCやスマホに ⑥ スマホの画像をコードレスでPCに
⑦ 外出先で家電の電源をON/OFF・・・
これだけを聞いておよそ何のことかピンとくる方はパソコンの周辺機器の知識が多少ある方だろう。
便利グッズ展示室には、highdy の使用機器のほんの一部だが参考に示してある。最近のサポートと各種トラブルでもいちいち紹介はしていないが、似たような問い合わせがある。
パソコンでもスマホでも使いこなすには基礎知識が必要である。
しかし、実際にはそれだけでは十分に使いこなせない。すなわち、接続する周辺機器やメディアの知識がないと、十分な性能を引きだ出すことができないばかり使用機器を壊すことだってある。
【 最も単純な例 】SDメモリーカード1枚すら正しく買えない方が多い。
自分のパソコン、スマホ、デジカメにはどのタイプが適切なのか?
音楽が何曲くらい、画像が何枚くらい保存できるのか?
安いと思って買ったら何世代も前のもので転送速度が遅くて使い勝手が
悪かったり、他の機器との相性が悪くて使えないとか…。
当然そのような方はパソコンの仕様の読み方が解らないので、とても高い
買い物をすることになる。そして能力の何分の1も使いこなせない。
highdy は一般の方の 1/2~1/3 の価格の機器で、皆様の何倍ものスピードで勉強も仕事もしてきた。そこには目に見えない、しかもいくら知っていても邪魔にならない知識と技術(いつもいう宝)をほんの少しだけ多く隠し持っているだけである。
いろいろな便利グッズの一例
最近の家庭(汎用)用テレビは、殆どの機種にHDMI端子がついており、超小型PCを接続すれば、テレビのパソコン化がど素人でも簡単にできる。
いまは携帯電話でワンセグ又はフルセグのテレビが楽しめる。ワンセグチューナーをPCの USB 端子に接続すれば、1,000円足らずでテレビが見られる。
スマホの小さな画面を長時間見るのは目が疲れる。特に動画ではそうである。しかし、ミラーリング機能を使って大型テレビで観る方法もある。
運転中に携帯操作をすると、安全運転上問題があり違反にもなる。スマホに着信があっても、ワンタッチで受信、ハンドルを持ったまま送受信ができる。
SDメモリーカード自身がWiFi 機能を持っているので、Bluetooth 接続でスマホやPC、あるいはプリンターにいきなりコードレスでデータが取り込める。
WiFi の接続できる環境にあれば、遠隔地からも家電製品の電源をON/OFF又はタイマー制御ができる。
不在なのに在宅を装う(?!)ことも可能である。
近く小学生でもパソコン授業が必須になるらしい。 遅過ぎた感はあるが、いまはそういう時代である。小学生でもブログも書けば、プログラミングができる子も多い。中学・高校ともなれば、Line やインスタグラムなど SNS に参加したり、画像や動画の編集もする。すると、必然的に扱う機器によりの周辺の関連知識も増えてくる。しかし、やたらに何でも買い揃えても使いこなす基礎知識がないと役に立たない。
【 highdy の同級生の例 】時計がスマホと繋がらず…
先日、現役で会社を経営している highdy の同級生に
スマートウオッチをプレゼントした。彼が欲しがってい
たものである。
運転転中でもスマホの電話応対や音楽を聴くことがで
き、とても便利である。この時計は中国製で多国語対応
ながら日本語には対応していない。初期設定は英語だ
が、実は highdy 自身も誤って全く知らない外国語を選択、元に戻すの
に10分も20分も大変な思いをしたことがある。
彼は英語も堪能だが結局使いこなせず、highdy に SOS を求めてきた。
問題は Bluetooth に関する知識がなかったためである。最近の 無線接続機器は Bluetooth も多く、マウス、キーボード、ヘッドセット (イヤホン)
やスマホも 自宅内 WiFi と Bluetooth を使い分けている。
冒頭の文をもう少し解りやすく解説すると、
① ごく一般的な(汎用)テレビをパソコンの機能を付加することにより、
パソコンにして使うことを意味している。
テレビの HDMI 端子にミニパソコンを接続、Bluetooth キーボード&
マウスで操作する。(約20,000円)
② テレビ機能を持たないパソコンでフルセグやワンセグ機能を付加し、テ
レビを観ることを意味する。
パソコンの USB 端子にテレビユニットを接続。(約1,000円)
③ ミラーリング機能を活用し、テレビ画面とスマホ画面を同期させ、スマ
ホの画面をテレビの大画面で観る技術のこと。
EZ Cast Pro をテレビの HDMI 端子に接続して WiFi に接続、スマホと
は Bluetooth で接続する。(約14,000円)
④ スマホの電話や音楽を腕時計(スマートウオッチ)で受信できるように
することを意味する。
スマホと時計を Bluetooth で接続するだけ。(約1,500円)
⑤ デジカメのメモリーカードからWiFiでPCやスマホにデータ送信する。
デジカメの SD メモリーカードを WiFi 機能付きに変更し、PC やスマ
ホとは Bluetooth 接続にするだけ。(約3,500円)
⑥ スマホの画像データを外部ドライブ(例えば、OneDrive、Google
photo、Yahoo Boxなど)に同期しておくだけ。
必要なときにPCからそれらドライブにアクセスし、ダウンロードすれ
ばよい。(殆どの場合無料)
⑦ WiFi 制御可能な(リモートの)コンセントに家電を接続するだけ。
スマホからコンセントの電源の ON/OFF やタイマー制御を行うので、
LAN 回線が使えれば世界のどこからでも制御可能。(2,000円)
上記は、highdy が無料パソコン教室で教えている比較的に簡単な例で、
ここまで説明すればご理解いただけると思うが、メーカーも機種もアプリも多いので慣れないと使いこなせない。
それぞれの( )内の金額は実現に必要なおよその金額を示す。
また、大手の家電店でも販売していないものもあり、あっても決して安くない。ネット通販の方が安く手に入るケースが多い。まして、一般の家電店では、技術者も少ないし取り扱っていないのが普通と言ってもよい。
それでも、まだ解らない!? ・・・ 何故だろう!
その理由は、外国語会話と同じ。 会話のフレーズや単語は聞き取れるが、
特に単語のその場の多彩なシチュエーション (状態、局面、設定された環境)に合った意味が分からないために、全体が理解できない。
逆に、会話全体はよくわからなくても、単語が聞き取れ、適切な意味が分かれば会話は成り立つことが多い。
それと同じで、周辺機器を使いこなすためのパソコン関連技術は、横文字やカタカナ用語が多く、それらが理解できないことによる全体が何を意味しているのか分からないのである。
上述の 「Bluetooth」(このリンクは上とは異なる)だって、無線 LAN や
WiFi との関係がおぼろげながら分かれば、それだけで十分知識として役に立つ。ところが、そのおぼろげながらも分かっていないため Bluetooth そのものはパスワードが無くても使えるのに、何故どちらもパスワードが必要なのかが理解できない(理由は通信の暗号化のためであるが・・・)し、
ペアリング(ボンディングと表現することもある)する必要性も理解できない。
さらに、実はバージョンが約10種類近くも存在する。それにより各機器との相性問題が発生する。
基本的にパソコンの世界では、新しい規格(仕様)の機器に古い規格のものを接続したら、古い規格の能力で動作することが多いが、相性が悪い場合は全く動作しないこともある。USB 規格もその一例であろう。
highdy のブログは、読むだけで沢山の知識が身に付きます。
ところが「リンクも多く読むのに時間がかかる」とおっしゃる方がおられ、
反面、「実に内容が濃くて面白い」という方もいらっしゃいます。
前者に属する方は、読んでいただかなくて結構です。後者に属する方のお蔭で、口コミで読者が増えているようで有難いことです。感謝します。
このブログの狙いは、本来の目的から逸脱していますが、皆様方の知識向上
・情報収集を目指すものです。旅行記録であってもそのような内容を意図しつつ、できるだけ30分程度で読めるようには書いているつもりです。
でも、たまにしかアップしない分、書くときは気合を入れて書いています。
むしろ、highdy 自身にとっては役に立つ内容ではなく、自慢話になってしまうような内容が多く含まれ、書く意味のないものです。