ところが、山口大学では平成22年より「桜花爛漫プロジェクト」を実施中であることを事務長から紹介していただき、同大学担当者との交渉もして下さった。結果、寄贈者名のない桜の木が運よくまだ少し残っているという報告をいただいた。これなら既に成長しているので生育状況の心配もない。寄付金には10年間の管理費も含まれていて、自分で世話をする必要もない。
実際のパノラマ写真はこちらから。(PC によっては見づらいかも?)
出かける前に紫陽花に卒業記念の話をすると、「私も協力するから連名はダメかしら…」と冗談半分の希望があった。事務長に告げると快く承諾くださり、そのような例もあるとのこと。しかも場所もいい、前日の電話で、なんと放送大学山口学習センターの直ぐそばにあることも判明。
費用は何十万円もするものではなく、初めから highdy が出すつもりだが、彼女の意見も汲んで「放送大学卒業記念」の文字は入れずに、連名で寄贈することにした。
早速、品定め(位置決め)のために事務長と見分に出かけた。左の写真のように大学会館脇に、手前の1番から15番まで一直線に並んだグループがあった。(既出写真参照)この中で10番目にある事務長ご推薦の1本を選んだ。会館の玄関を入り中央のイベントホールの受付前からも見え、建物の側面出入口に位置しているのも嬉しい。
歳も歳だから余生もそう長くはないと思うが、とても楽しく、遊びとして学ばせていただいた良い思い出になることだろう。
また、そのうちに一度は登ってみたいと思いつつ機会を逸していた、小高い丘の上にある「国際・社会連携ゾーン~コミュニティー広場」にも忙しいお時間を割いてご案内いただいた。広場内には東屋(あずまや)もあり、山口市内や周辺の山々を展望できる景色のよい素晴らしい場所である。
実はこの事務長も highdy 同様アマチュア無線技士である。人柄はもちろんそれも理由の一つで何かしら親近感があり、末長くお付き合い願いたい方である。
振り返れば、3学年編入の繰り返しは短期に卒業はできるが、普通は学ぶべき必要な基礎科目を一部省略し、いきなり専門科目だからそれなりにその分自分で勉強しなければならない大変な面もある。だからこそ、それなりに集中して勉強する良い面があるのかも知れない。
苗木時代から植樹年を加えて推定すれば
少なくとも10年になる成木で、これから毎年花見シーズンにお弁当を用意して、紫陽花と遊びに行く楽しみがまた一つ増えることになった。