夏仕様と庭の見廻り

 このところ急に夏が来たように暑くなったので、highdy の部屋はもう夏仕様にしてサンシェードも準備した。2か所の窓を開けておけば、真夏でもエアコンを使うことは殆どない。エアコン嫌いの紫陽花を口説いて、3台も highdyお小遣いから設備したのに、稼働率は年間1~2%未満。

 冬はサンシェードは外すが、やはり窓を閉めるとロールカーテンだけでは暑過ぎるので、代わりに発砲スチロール製の折り畳み式日除け板を設ける。当然エアコンは不要だが、曇りの日には僅かな足元暖房が必要である。

 2階の夏の準備が終わったところで庭先はどうかと表に出てみる。昨日紫陽花の友達のところにお嫁入りしたジャーマンアイリスの仲間が玄関に残っている。前日までの白い満天星(どうだん)ツツジと撫子(なでしこ)がバトンタッチしたらしい。

そうだ、そんなことより我が家のシイタケ栽培担当の仕事を忘れていた。  (各写真はクリックして見てください)

 榾木(ほだぎ)に菌を打ち込んだのは紫陽花だが、栽培管理は highdy の仕事である。自然栽培では、通常仕込んだ翌年から栽培が始まるが、昨年の春のものが秋には収穫できた。そしてこの春も既に幾つか食べているが、この発生期は適度の水分が必要で朝夕の霧吹き(実際はシャワーを浴びせているが・・・)が肝心である。

 「来年もきれいに咲くように…」と紫陽花三つ葉ツツジと生け垣の満天星ツツジの花ガラを先日から摘んでいたが、作業は終わっているようだ。生け垣も昨年より大幅に刈り込んで小さくしたが、それでも膨大な花ガラを摘むのは大変作業である。散髪(剪定はいつも連休明け頃実施)作業はするが、highdy には単純な花ガラ摘み作業は向かない。

 アプローチ両側のキャラ(雌雄を植えており、右上の写真手前は♀で甘い実がなる)はまだ手入れをしていないが、おたふく南天姫空木(ひめうつぎ)毎年半分にするのに翌年また同じ大きさに戻ってしまう。

毎年側溝脇に芽を出すスミレオダマキも、折角だから抜かずに悪戯で数本残しておくが立派に花を咲かせる。

 の木も1/4くらい摘果して減らしたのにまだ沢山の実をつけており、今年もブランデー梅酒が作れそうである。

 柚子の木もそろそろ蕾をつけ始めている。

写真はほんの一部だが、来月初めには白い花が満開になりそうだ。


柚子と梅は地植えなので放っておくと花も実もつき放題で、摘果しないと実が小さくなってしまうが商用ではないのであまり気にしない。

 3種類ある鉢植えのも沢山の実がなっているが、放置しておくと自分の身の程を知っており、勝手に落果させて成長する。ところが、昨年はそうして残っていた果実が大風でほぼ全滅してしまった。

 立浪草(白、紫)
 立浪草(白、紫)
クリスマスローズ
クリスマスローズ
最期の牡丹が一つ
最期の牡丹が一つ
黄エビネ
黄エビネ

 庭全体に白や紫の立浪草があちこち広がっているが、他の雑草の繁殖を抑制するには効果がある。熊谷草も1週間前に終わったが、クリスマスローズも、牡丹もそろそろ終わりの時期のようだ。牡丹は例年巨大なピンクの花を20数個咲かせ、周辺ご近所へお嫁入りしているが、写真は本年最期の小さな一つが寂しく咲いていた。旅の思い出に買った黄エビネは、今年も元気に育っているようだ。そう言えば、三つ葉ツツジも数十年前に旅行中に買ってきたものである。

 都忘れも紫は繁殖力が強くよく育つが、ピンクはなかなか増えない。

 ご近所のご老人の忘れ形見の花が元気に繁殖し、時折娘さんが見に来られる。


 山口別宅の雑草園(?:写真の左側、右は埼玉の自宅)も、遠隔監視カメラで時折チェックするが、手の施しようはない!

マイクで猫やヒヨドリ、カラスを威嚇するくらいしかできない。