障子の張替え

 連日高温注意報が出ているさなか(最中)、お盆も近いし先日から数日おきに別宅(旧実家)の障子の張替えをしているが、気まぐれにやっているのでまだ6枚しか終わらない。

なにせ古い昔式の家だから、部屋数が7つ(押入れは5つ)しかないのに、出窓が多く建具がやたらと多い。一般的には、秋から冬にかけた小春日和や年の瀬の大掃除の時などにされる方が多いようだが、highdy は乾燥の早い夏にやる。

どのくらいの建具があるのか興味本位で数えてみると、襖は14枚、障子18枚、ガラス引き戸46枚、その他木製引き戸やドアで10枚、厳密に数えれば

仏壇の両開き襖ドア、欄間などを入れるとさらに増える。ガラス付障子、板の引き戸、ドアもあり様式もいろいろ。

    一部は夏仕様にしてみた
    一部は夏仕様にしてみた
  カットと霧吹きをすれば仕上がり!
  カットと霧吹きをすれば仕上がり!

その割に亡き親父は建築関連の知識は乏しかったらしく、7つの部屋のうちhighdy が快適! と評価する部屋は2つしかない。ユーティリティー設備のうちトイレと風呂については周辺や本体も広く、介護をするうえで作業性の良いスペースが確保してあったことは評価できる。

自宅の場合は、風通しや陽当たりを計算に入れて自分で設計したので、一般の家よりガラス戸は多くほぼ同じだが、襖や障子は半分以下、その他(ドアや折り畳み戸)もほぼ同じである。 

    本日の作業は終わりっ!!
    本日の作業は終わりっ!!

 障子張りも数多く経験を積むと、腕前も上がり早くなる。このシーズンなら2枚洗って乾かすには1~1.5時間、貼るには1枚に10分~15分(紙のカットを含めて)なので2時間もあれば終わる。

襖はそうはいかない。というのは、襖紙は障子より丈夫なので貼るのは簡単だが、枠の取り外しと復旧作業があるからである。数が多いと嫌になってくるから、手際のよいプロに頼んだ方が楽である。

でも、真っ白な障子に変わると、なんだか気分も明るくなってくる。今年はもう10枚終わった。本当は廊下の6枚もやってしまいたいのだが、暑いし今年はもうやめておこう。それにそれほど黄ばんでもいないので・・・。