思わぬところで、思わぬ方に! 世の中は狭いもの!
ホテルで朝食の際、4人掛けテーブルが数多くあるもののどれも誰かが使用していて「空き」がなく、見知らぬ方に「ご一緒させて頂いてもよろしいでしょうか?」と声をかけ、同席させてもらった。
ところが、大学で1人おいて右隣に座ろうとされた方と何気なく偶然に目が合い、お互いに「あっ!」と指を差し合った。(^_^);;
尋ねてみると家から20分の隣町の方であることが判った。100Km以上も離れた所で予期せずに出会うとは・・・。同じ志を持つ者同士ですっかり仲良しになって、記念写真をお願いされたり、宿泊ホテルへの帰り道もご一緒でロビーでの話にも花が咲いた。4歳だけ先輩だが既に6コース目で、そのうち一つは修士コース(大学院)も卒業されているとか。
は、まだ大学だけの4つ目でうち一つは他の大学で大学院なんぞ今のところ眼中にない。
さらに驚いたことに、今度は highdy のすぐ左隣に座られたひと回り若い素敵な女性、なんと!紫陽花の実家のすぐ近くの方で、流石に地元のことなどは詳しく、少し土地勘のある highdy と話が合う。近くの大手企業にお勤めのようだが、ネットで調べてみると地元名門校の出身で紫陽花の後輩でもある。世の中狭いもの、迂闊(うかつ)なところで身内の誉め言葉、他人の悪口は言えない。肝に銘ずべきことを再認識させられた。
ところで授業では highdy のためになる雑学の知識が随分と再確認できた。
植物の栽培など接ぎ木、栄養繁殖、花芽形成、受精など遺伝子や植物ホルモンの働きなど、教授から学術的なデータを示しての講義で立証され多いに感激した。ミカンの試食(特に温州ミカン)では、路地栽培とマルチ栽培の品質の講義を受け、大きさと甘さの傾向も事前に学んだ上での測定・試食で、その傾向が実証される結果となった。
糖度14.6という甘さのミカンは、生まれて初めて食べた。
有難いことに毎年秋には、2人家族では食べきれないほどの柿、キウイ、リンゴ、ミカンなどが届くが、一昨日に続いて昨日もミカンがひと箱、奇しくも前日注文した糖度計と同時に届いた。
これからは食べ切れない果物をご近所にお裾分けする際にも、糖度計が活躍しそうだ。
「糖度」と言っても、これはあくまでも目安としての参考値であることを認識すべきである。highdy の購入したものは、デジタル式ではなくアナログ式の(糖度計のオリジナル的な)「手持ち式屈折計」である。
そもそも糖度はスクロース(ショ糖)の溶液濃度を「Brix」値(%)として無単位で呼んでいるに過ぎず、厳密には各種の混合物も数値を左右する要因になっている。原理をご存知の方は容易に理解できるが、極端な話、屈折計では砂糖溶液、食塩溶液の区別はつかない。クエン酸やカリウム、窒素などが含まれても濃度が上がってしまう。
使ってみたい方は、商売に使うものでない限り安い2,000円前後のものでも十分実用的に役に立つ。デジタル式を買う無駄使いはやめよう。表示部以外に測定やメンテナンスの手間はどちらも掛からずほぼ同じである。気を付けたいのは、一般的に高濃度用と低濃度用(概ね35%程度まで)を使い分ける位である。安いものは中国製なので英文の説明書が多いが、きちんとキャリブレーション(校正)されていれば幼児でも使える。
コメントをお書きください