遊びに・勉強に忙しい highdy だが、最近大学で学んだ知識から天体観測に興味が湧いてきた。
そこで「星の王子さま」にはなれぬが「星の爺さま」位なら・・・と、天体望遠鏡を買ってみた。昨日届いて先ずは組み立て、今日は朝から本体とファインダースコープ(本体で目標を定める際に見つけやすくするための低倍率の望遠鏡)の視野をマッチさせる調整をした。太陽光発電パネルのあるベランダだが、モノが大きいので結構狭く感ずる。
昨夜は大変な強風だったが今日は穏やかで夜も晴れそうだ。
天体望遠鏡と言えども価格や性能はピンからキリまであり、子供用の安いものは数千円から、天体入門用なら数万円、業務用になるとキリがない。大学の授業用に使う本格的なものは本体(一般的には「鏡筒」という)だけでも7桁の数字になる。highdy が購入したものは、入門機だがその道のプロの方がサブ機としても使う6桁に少し届かないレベルで、しっかりした三脚も一切合切すべて込み、送料無料である。
屈折式望遠鏡で対物レンズ口径80mm、焦点距離1,000mm、接眼レンズの焦点距離は6、10、25mmと三種類あり、中学生以上ならすぐにお判りのように、倍率は40倍、100倍、167倍と変えられる。ただ、素人は簡単に騙されるが、天体望遠鏡は倍率だけで性能が決まるのものではない。
レンズにはいろいろな収差があり、色収差、球面収差、コマ収差、非点収差などがある。またレンズの明るさ(口径に大きく左右される)によっても見え方が全く変わってくる。さらに支持台についても経緯台方式と赤道儀方式があり、それぞれの特徴があって前者は簡便な使いやすさがあるが、惑星・恒星・星雲・星団・星座などを追尾するには後者の方が適している。
夜空を単に見るだけではつまらない。やはり楽しんだ証しとして写真に残すのも天体観測の楽しみである。場合によってはその先、生涯見ることのできないチャンスだって数多くある。デジカメ撮影用のアダプターも買ったが、最近のレンズが飛び出す望遠型では標準のアダプタでは使えず改造用マニュアルが添付されていた。
が、何でも大切に使う highdy は古いカメラアクセサリーを分解、わざわざ誂えて製作したもののように見事に流用することができた。
3個が3匹に・・・
ところで、先の大学の生物実験の結果が気になっている方もおられるようなので、結果をご披露しておく。
期待通りの結果で、「3個が3匹」になった。プラナリアは実に恐ろしい生物である。遺伝子が過去の記憶を受け継いでいたり、自分の細胞の位置情報を保存していて、新たに不足した体の一部、それも頭部まで再生してしまうのだから怖い。まだ、すべて解明されていないが遺伝子情報がすべて判り、将来他の生物改造や修復に利用される技術が確立されるととんでもない世の中になってしまう。
左の写真は、動画からキャプチャしたものなので、動画をご覧になりたい方はご連絡頂ければ、TeamViewer で切断前と再生後をご覧いただける。
(写真はクリックで拡大できます。)
コメントをお書きください