毎年秋は「柿戦争」なのだ!
秋になると、田舎に親戚・知人を持つ方は、新米、リンゴ、早生のミカン、栗、柿など季節の収穫物が沢山届く。新米など保存のできるものはいいが、長期保存がしづらいものは食べ切れないからとお裾分けが回ってくる。highdy 宅に最も多く届くのが柿、食後のデザートは1日2回が柿になってしまう。
一方で、highdy 渋柿が好きなことを知る方は、毎年大量に送ってくださる。すると、連日柿を食べつつ、送って頂いた渋柿で干し柿を作ったり、晒柿を作ったりと正に柿と格闘の「柿戦争」である。
今年は今まで送っていただいた中では最も干し柿に適した品質とタイミングだった。比較的小さいもの約80個を晒柿に、残りの約130個は写真のように干し柿にした。干し柿は初日が最も肝心なのだが、届いた翌日が最適な日(快晴で湿度が低く50%前後)だったので、2日目はご覧のように表面がきれいに乾燥している。紫陽花と2人で必死に処理し、洗浄 → 皮むき → 紐で結束 → 殺菌 → 1本ずつ階段を駆け上がって干す これだけを合計1時間40分で完了!! 紫陽花は、柿干しだけで2,000歩も歩けたと大喜び。
階段の昇降は医学的にも、足腰の鍛錬には非常に良い運動であり、腰痛や股関節の悪い方にも向いたトレーニングでもある。
晒柿は35度の焼酎が無かったので、同じ度数の果実用ブランディーを使った。こちらも今年のものは品質が最適の状態だったので、とても美味しいものができるだろう。干し柿は天候が良ければ4、5日で食べられる。この時期のものは喉が痛くなるくらい甘いが、我が家では、もう少し乾燥して酢の物に使うなど1年かけて食べる。
冷凍保存の得意な紫陽花は、干し柿、巨峰、食用菊(もってのほか)、自家製(家庭菜園)のトウモロコシなど各種野菜が冷凍庫を窮屈にしている。
「新しいものを古くして食べないで…」と言っても、こればかりは聞き入れてもらえず、「季節外に美味しく食べるのが好き!」と言い訳をされてしまうのがオチである。
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