またまた買ったトランスミッターである。数えてみたら自宅と別宅で合計5個もあったが、内2つはそれぞれ車専用、残りは宅内で使う実用レベルのものながらノイズ若干気になるので、学習以外に音楽には使っていない。
今回は6個目になり外国製の外国向けのもので、周波数帯が国産とは異なるが問題なく使うことができ、ノイズの問題もなく聴ける。FM受信機があれば、家の中や周辺の何処でもパソコンやオーディオ機器から出力するものは何でも聴ける。FMラジオのついたものはポケットタイプに至るまで幾つも所有しているので問題はない。
電源に自作の太陽光発電で得たエネルギーを使うのは当然で、一般100V電源の他に各種実験用電源とともに用意したDC12V電源から分岐している。
コネクタ部には青色パイロットランプや iPhone、iPad なども充電できるUSB端子まで用意されていて便利である。
前にも書いたが、highdy は Amazon プライム会員であり、その特典を使わない手はない。しかも、学生だから一般会員の半額の会費である。あらゆるジャンルの音楽が100万曲以上も聞き放題であり、実に嬉しい限りである。いまでこそ、誰でもパソコンやスマホの映像をテレビで楽しめる機器が沢山出回っているが、highdy は何10年も昔からビデオトランスミッターを使っていた。寝たきり状態になった紫陽花の親父さんにビデオトランスミッターを使って家の周りや町の風景の実況中継をしていたが、使わない時は宅内でパソコンからテレビへ電波を飛ばして映画も見ていた。
今日はまた新たな工夫をした。
我が家は南面から玄関を入ると、左が西側である。夏季は西陽も強い。自宅は、東西南北の陽射しや風通しを十分に考慮して highdy が設計したが、人間というものは欲深く、贅沢を好むもので、夏は涼しく、冬は暖かくと相反する状況でも快適さを求める。だから、簾を1枚かけても同じシーズンであっても、さらに位置を移動できることまで要求される。
従来のものはカーテンレールを応用して取り付けていたが、動きがいまいち
スムースでなかった。先日来から構想を練っていたが、もっと恰好よくてもっと使いやすいものを思いついたので、有り合わせの材料で作り直した。
構造もシンプルで移動や取り外しも瞬時に行え、見栄えも悪くない。紫陽花には大変に好評であったが、自分では設計屋なのでネジの頭の形状(長い鍋ビスの在庫が無かった)が気に入らない。何かのついでに100円ショップで買って来よう。
でも、普通の方はそこまで気づかないだろうが、建築屋さんなどデザインや構造が気になる人は細部に目を配るものである。その時に恥ずかしい設計はしたくない。
設計屋というものは、いかに安い費用で、丈夫で機能的に優れ、使いやすく安全性が高く、美しいものを早く作るかを基本的に要求される。
この習慣は現役をリタイヤして久しいのに、なかなか抜けきれなく妥協しづらいものである。
長年「知恵を使って金を使わず」を楽しみとし、「浮いたお金は他人のために使う」ことを自己満足とするのが highdy の生活姿勢である。
無料パソコン教室で有料アプリを使わないのも、原点はここにある。使わなくて済むお金は、もっと有効に他人のために使って頂きたいからだ。
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