1000km走行の花見計画は・・・

 昨年は埼玉から青森まで800kmを花見をしながら一気に走行、弘前大学での授業、そして周辺観光と楽しんだ。今年(4月7日)は山口から埼玉まで同様に1000㎞を一気に花見をしながら走行の計画であった。もちろん独りでの運転である。

ところが、お天気男で有名な筈(?)の highdy にしては珍しく、見事な(?)大外れ! ドシャ降り雨、小降りになったかと思えば霧で視界が悪いことこの上なし。厚木ICを過ぎて、やっと何とか雨が止んだ。

都内走行での通勤ラッシュを避けるために朝3時半に起きて4時に走行開始するも、途中の愛知県で10km余りの工事渋滞、13時間を予定していたのに夕方のラッシュアワーにも巻き込まれて約15時間かかってしまった。

そのうち休息時間は5分×6回のみで、食事も走行しながら済ませ、花見には程遠い走行になった。

自宅に到着して午後7時過ぎには入浴、軽く飲んですぐに夕食、午後8時には床に就いたが、朝まで一度も目が覚めなかった。

4月8日は遅れた紫陽花の誕生祝いで食事にご招待、ささやかなプレゼントとショッピングで日が暮れた。

そんな訳で、9日の午前中は自宅の近所へまとめて5、6カ所へ遅い花見に出かけ、花吹雪(上や左の写真もその一部)の中で昼食を広げた。名前からして「土手」で有名なところでは、満開を過ぎていたが屋台はまだ営業していた。

 写真はクリックで拡大
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八重咲きの桜はまだこれからで満開まではまだ時間がかかりそうである。お天気も良く絶好の花見日よりであった。


 空の青さ、桜と菜の花とのコラボもきれいである。自然観察公園の一部でもあり、野生のキジも番(つが)いで緑の草原の中からこっそりと花見を楽しんで(?…下の写真)いたようだ。

   紫陽花も風景に馴染んで・・・
   紫陽花も風景に馴染んで・・・
     野生のキジ(雄)も・・・
     野生のキジ(雄)も・・・

午後2時からは、錚々たるメンバーのジャズトリオ、前田憲雄(ピアノ)、荒川康男(バス)、猪俣猛(ドラムス)のから成る演奏を堪能した。

highdyリクエストも叶えてもらって、とても満足なひと時だった。

そして、夕方は、一緒に演奏を聴いた紫陽花の友人2人を含む4人で隣町にまたまたお花見に。何kmも続く川の両岸が階段状になり、どこにも平面があって腰を下ろし易い。且つ、あちこちにテーブルもあり花見の穴場かも知れない。歩道はピンクの絨毯、川面にも桜の花びらが流れて美しい。

 

歩いていたら、

紫陽花の趣味仲間の作品が桜の枝に結んであるのを知人が目ざとく見つけた。


 来年の花見シーズンには、この場所がよさそうだと記憶に残して自宅に向かう充実した一日が暮れていく。