家も古くなると、メンテナンスが大変になってくる。
highdy の別宅は、最初の建築がちょうど60年前で、その後3回の大きな増・改築を繰り返している。昨日、先に書いた勝手口の引き戸が取り付けられた。暫くの間除草シートを網戸に張って寒さを凌いでいたが、これでやっと安心。
ここ10日間で、今日は①★~③★部分の水漏れメンテナンスをした。④★と⑤★の2か所は先日の凍結による配管破裂を起こした外水道すでに修理済みである。
古い家にはもったいない不似合の引き戸だが仕方がない。市価の2/3程度の原価価格だから文句はない。コンクリート工事やレールの取り付けも自分でやったので、業者任せなら5万円は下らないだろう。
highdy 製のドア式網戸を開け、新しい引き戸を開ければダイニングキッチンに入れる。つまり、夏用の2重扉になっている。ダイニングキッチンに入るには数m左にドアがあり、ここから廊下(電話室)に上がり数歩で引き戸を開けても入れる。
夏用2重扉は今ではごく一般的でどこの家庭でも窓はすべてそうなっている。でも、昔の家として、当時では画期的な発想で、アイディアマンの親父に感服する。
屋内のコンクリ―ト製土間(母屋と浴室の間)を歩いて屋外(実はここも上図のように下屋がある)に出るには、内開きの網戸を開け、外開きドアを開ける。
こちらの網戸は昨年プロに作ってもらったものだから、1/10の費用で作った highdy のものとは出来が違う。ただ、実用性に関してはどちらも全く同じ!
それにしても、次から次へと毎年何処かをメンテナンスしている。一番初めに建てた部分は一部壁が暗くなって highdy が塗り替えた程度で、殆ど手を加えることがない。ということは、新しく増・改築する度に職人の腕がそれだけ落ちてきたということかも知れない。材料はどんどん良くなってきているのに…。
技(ワザ)もアイディアも生活を豊かにするものである。
知識やお金と同様に多くても邪魔にはならない。
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