七変化!

   プロ級の仕上がり?
   プロ級の仕上がり?

 昨日ブログをアップする予定であったが、「予定は未定!!」で計画通りことは進まないものだ。

50年以上昔のことだったが、「琴姫七変化」という時代劇をテレビで放映していた。

highdy は、このところ正に七変化で昼は古い別宅のメンテナンスに活躍、夜は連日パソコンの遠隔サポートと古いパソコンの修復、あるいは個人的な駄弁りに時間を潰し、寝るのは連日午前1~2時。ここ1週間で半徹夜も2日あった。実に充実した楽しい毎日である。

 七変化の役もいろいろ、写真のように左官工事をして扉のレールの設置をしたり、電気工事配線の模様替えやランプの新設・交換、水道関連メンテナンス、はたまた大工仕事、使えないパソコンの修復・メモリー増設、等々数多くの役をこなしている。使える知識のフル活用といったところ。

 以前このブログに間取りを示したが、独り住まいには広すぎる古い別宅はメンテナンスが必要部分も多い。今回は1、5平方メートル近くあるダイニングキッチンの勝手口の扉車が調子が悪く、調べたら修理するより新調した方が早い感じである。さらに、レール(L型金物)も錆びてコンクリートが割れている。
早速、得意のCADで図面を描き、建具屋さんに発注。
その間に写真(右上)のように2日がかりで左官工事をし、ステンレス製のレールを取り付けた。一歩降りて扉を開ければ、屋内とはいえ外はコンクリートの土間なのでこの時期冷たい空気が入ってくるので、出来上がりまでは左上の写真のように女装いや除草シートをぶら下げて凌いでいる。
ガスも使うので暖かそうだが、とんでもない。近頃の建物と違って天井が高く部屋容積が大きいから、少々の暖房では効き目がない。

  夏に快適な網戸も自家製
  夏に快適な網戸も自家製

 実は、この勝手口には左の写真ようにドア方式の網戸が取り付けてある。

もちろん、highdy お手製のものである。
L型樹脂と小さな木製部材で数時間で作ったとても軽いもので、プロの建具屋さんもそのアイディアに大変な驚きようであった。

(だって、「自称発明家」だもの!)

部屋の東面に流しやコンロ台があり、今回の南側の扉、西側に窓が配置されている。夏は三方に開放されて涼しい。無風の時にも西側に階段があるためその煙突効果により、南の長いコンクリート土間で冷やされた空気が流れる。代わりに冬は階段上り口(踊り場)、つまり部屋の引き戸を締めておかないと異常な寒さを味わうことになる。

知識や技術は使ってこそ価値があるもの、宝の持ち腐れでは意味がない。

老いても学ぶ、学んだものは活用する。これが highdy のモットーである。