今回は予定が狂って…、
残念!の巻である。
本来の計画では、12月初旬は和歌山県の熊野古道を約 10km余り歩く予定になっていたのだが、急遽中止になってしまった。
理由は観光会社のバス1台分の募集人数に応募者が満たなかったのである。
年末の忙しい時期にも拘らず、旅行できる人は殆どが年金生活者、それに10kmも歩くとなると健脚でないと無理、最近の若い人々はひ弱(よわ)でビルの数階の昇降にもエレベータを待つ人が多い。ますます足が弱くなる。
巨大な地下空間に圧倒されてしまう驚きの採掘場跡地で、映画撮影をはじめとする各種のイベントに活用されている。一度は見ておいてもよい観光地である。ただ、採掘場後に闇の中に数々の光の芸術効果が面白い。昔の過酷な採掘状況を物語るものは、殆ど残してなかったが、おそらく資料館が民間会社であるためであろう。所どころに空気や明かりの取入れ口が開けられ、面白い効果をかもし出している。空間内は深いところでは気温が年間を通してほぼ一定のようだが、外気に近くつながる部分かなり冷たく感じる。女性は無料で借りられるブランケットを腰に巻き付けて歩くといいようだ。
資料館から宿に向かう途中、日本では浜松と並んで有名な宇都宮の餃子会社の一つ、「幸楽」を発見!
餃子が目的ではあったが、おりしも昼食時間、ごった返した店内で待つこと約 30分、紫陽花と焼餃子、水餃子、ラーメン、半ライスを注文。
ご飯を除いてどれもめちゃくちゃに美味しい。ラーメンだってチャーシューなど具だくさん、都内なら500~600円はしそうなものが半値以下といった感じ、二人でお腹いっぱい食べて
1,100円余り。どれかを間違って二つ注文していたら大変なことになるところだった。地理的には幹線道路から少し外れた所にあるのに、お客さんもかなり遠方からわざわざ車で来ている状態で、明らかに観光客と思われる方
々も目立つ。
餃子がプロの会社であるから、焼き加減はバッチリ、焼餃子は言うまでもなく、水餃子は生まれて初めてと言ってもいい位美味しく感じた。タレにつけるのではなく、ワンタン麺のごとく丼に入った形でサービスされるが、そのつけ液(つゆ)の美味しいことこの上なし。
ラーメンはあっさりとしただし汁で、こってりが好きな人には向かないが、老人にはぴったりの味である。店の隣が工場で全国に配送している。輸送料がかからない分、格安で食べることができる。
餃子で勝負の店だけに、一般的な中華メニューはない。ラーメンも1種類のみ、炒飯だってない。それでも店の内外に行列ができる。
脱線しないつもりがまたまた脱線してしまい長くなったので続きは次回にすることで……。
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