兵庫・鳥取旅行(最終回)

 3日目の夜、ホテルで風呂に入りひと休みし、昼間の疲れをとってJR三宮から2つ目の神戸に向かう。神戸ポートタワー(右の写真)から日本三大夜景の一つを楽しみ、夕食をとるためである。

親切な係員さんのお蔭で、先に書いたように3割引きで観覧できたタワー最上階の展望台ではhighdy を除くめまい三人組(?)にとってはあまり気分の良いものではなかったようだ。東京タワーほどはないが強風の所為(せい)で結構揺れていたからである。それでも360度夜景は十分に堪能することができた。

 100万ドルの夜景と言われるのに納得した
 100万ドルの夜景と言われるのに納得した

JR関西の車内の優先席の座席が右の写真のように目立つものになっており、大変興味深く思った。

これでは健常者は少々座りにくい。お蔭で往復とも、丁度4人掛けの座席が空いていて全員座ることができた。


 連日のご馳走づくめで変わったものが食べたくて「モザイク」(飲食店街)のユニークなお店で遅い夕食。旅慣れたいつもの経験から、最後の日は朝食付きのビジネスホテルを予め計画しておいたものである。

「明石(神戸)焼き」(タレをつけて食べる卵が皮になったタコ焼きの一種)が美味しくて追加注文、さらに「筋コン」(牛すじと蒟蒻の煮込み)なるものが美味しくてまたまた追加注文。結果、お腹がいっぱいになってしまった!

 4日目の朝、義妹が寝起きにめまいがして吐き気があったが、胃が空っぽで戻すものもなく、暫く様子見だったが直ぐに治り朝食も取れる状態になったので予定通りの行動が開始できることになった。

   和田神社の鳥居
   和田神社の鳥居
   和田神社本殿
   和田神社本殿

 ホテルから地下鉄の花時計駅まで約10分歩き、和田岬まで足を延ばして三石神社をはじめ複数の神社・寺院を回った。


 和田神社の巫女さんに、平清盛後白河法皇を幽閉したことで有名な薬仙寺(左下の写真)までの道案内を尋ね、歩くこと約10分迷うことなく到着。こは、後醍醐天皇御薬水を汲んだとされる霊泉に由来するお寺である。

        薬仙寺本堂
        薬仙寺本堂
      旧跡の碑が立っていた
      旧跡の碑が立っていた

     後醍醐天皇御薬水霊泉
     後醍醐天皇御薬水霊泉
傍に薬師出現古跡涌水の由来説明されていた
傍に薬師出現古跡涌水の由来説明されていた

 新幹線も開業40周年を迎えたようだ
 新幹線も開業40周年を迎えたようだ

 見残したところも幾つかあるものの、これで今回の旅もすべて無事に終わった。

お天気が連日良かったことに加え、すべては書かなかったが、いろんなハプニング幸運に恵まれた実に楽しい旅行になった。三宮から highdy は10/11の大学の研修旅行のために別宅へ向かうことにし、残り3人は同じ列車でそれぞれ帰途についた。

すでに、12月には熊野古道を歩く旅行も申し込んであり、とにかく忙しい老後である。元気なうちに旅をしておかないと近い将来、体が弱ってからでは行きたくても行けなくなってしまうので精力的に計画を練っている。