2日目は宿を出て近くにある「玄武洞」へ向かった。ジオパークの名の通り
地球の歴史を語る素晴らしい「柱状節理」の産物である。飛鳥古墳の石室壁画の東西南北と同様に名づけられたと思われる青龍・白虎・朱雀・玄武の名が見られる。(下の2枚は玄武洞)
金沢の東尋坊など日本各地に見ることのできるどれも素晴らしい柱状節理だが青龍洞は際立った威容を誇り、是非とも一見の価値が十分にある。下の写真に見られるように、基本的に六角形が多いが五角形の岩もあり、石柱は美しいながらも岩はとても固そうで自然の脅威を感じてしまう。
玄武洞から鳥取砂丘に向かう途中では、予期しなかった架け替えられた余部の古い鉄橋(下の写真2枚)を見ることができた。現在は近代的なコンクリート製の橋梁を建設、その下に古い鉄橋の支持脚や橋梁を保存するとともに、見学用の駐車場、トイレなど休息用の施設が設けられている。
現在は遺跡保存のため一般車は「山城の郷」までで、指定車以外は山上の車場には乗り入れ禁止。そこからバス(210円)かタクシーの利用でバスから降りて整備された山道を徒歩で約20分で登れる。道は狭く一方通行のため山上からのバスは、朝来駅(山上駐車場から260円)経由で「山城の郷」に帰るため、210円の料金はそのままで朝来の街並みや途中ののどかな風景を楽しむことができた。なんだかとても得した気分である。本当は城址だけでなく夜明け前など雲海のできた状態を他の山から眺めてみたいところだが、短い旅の時間制限内では無理があり別の機会に期待することにしたい。
変化のある山道を抜群のドライブテクニック?で快走! 宿の有馬温泉「月光園 游月(ゆうげつ)山荘に向かう。
温泉は館内に男女の大浴場、それに付随したミニの露天風呂、川のせせらぎを聞きながら寛ぐ男女専用の大きな露天風呂(鉄を主成分とする俗に言う「金泉」がある。さらに月光園には姉妹館の鴻朧館がありそちらの大浴場も利用できた。日本庭園を望むことのできる部屋でもあり、快適な一夜を過ごすことができた。料理は和洋中のバイキング形式を予約したが、でデザートも豊富で食欲をそそられ、ついつい食べ過ぎてしまうほどであった。中国人をはじめとする外国人旅行客も多かったが、ここでは比較的エチケットをわきまえた大人しい人達でよかった。
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hanii (土曜日, 10 10月 2015 22:35)
渋柿が赤くなりかけております。今年は去年よりも少ないのですが、もしよかったら貰っていただけますか?都合のよい日を教えてください。