快適な下屋完成!

 2日がかりで、正味8時間に及ぶ大工事(?!)がやっと完成した。

資材の購入費は、約9,000円なり。

2万円かけるともっと立派なものができる。見かけより実用主義に徹した感もあるが安く仕上げた。

本来の目的は、台所の日除け兼目隠しになるものである。以前は大きな簾を逆L字型にして、簡単なアルミ材で支持していた。しかし、その方式だと大風には大丈夫だが、冬の積雪時に屋根から雪が滑り落ちて簾が時折壊れることがあった。

今回は囲いの柵の柱を利用して支柱を固定、屋根にポリカーボネイトの強化波板を採用、雨水も他人の敷地に落ちることとのないようにしっかり樋も取り付けた。要所に金物を配置して台風などの風対策も考慮、頑強に仕上げてある。当面は下地処理剤が塗ってあるが、時間のできた時に塗装をすれば完璧である。

 簾の下端も見苦しく逆アーチ状に垂れることのないように、特殊な絨毯(じゅうたん)

 左の写真に見られる今回の左側部分に斜めに張ってあるのは、リビングの日除け兼目隠しであるが、簾を2年も使うとご覧のように黒ずんできて、3年目には交換が必要になる。特に葦(アシ又はヨシ)を横に使うので、力学的にも弱い。

今回のものは下の写真のように簾を横に寝かせて葦を縦に使っているため、雪も溜まりにくくなる。


押さえを利用して、一直線に美しく(?)

取り付けた。

何より紫陽花に喜ばれたのは、従来の方式では青空が簾越しにしか見えなかったが、これからは右上の写真のように爽やかに直接見えて気分が良いことである。出窓の屋根に連結されているので、雨の日に窓を開けていても、余程の横風でない限り降り込むこともない。上にも書いたが、雨水対策もバッチリなので隣地(現在は空き地だが…)に迷惑をかけることもない。

 highdy の現役時代のアブセンスフィーは時給換算で1万円だったので、単純計算で工事費用は8万円になってしまうが、今は遊んでいる身だからタダ現実的にどこかの大工さんにお願いしても数万円はすぐにかかってしまう。

つまり、それだけ自分で稼いだことになり、我が家の出費が軽減されたことになる。紫陽花が料理に奮発し、ビールのオマケがつくのも納得できる。


世の中は知識(知恵)と技術を持っていて、

それを活用するワザを知っていれば、

現金を持っているのと同じである。

少なくとも、現金の減る機会が少なくなるものである。