銀行といえども・・・

 今日は午後から雨の予定だったので、朝一番の作業は銀行まわり。

ところがハプニング発生!

ことの始まりは、昨晩時ならぬ時間に埼玉(自宅)の紫陽花から電話があり、ネット上の銀行にお金があるか確認しておいて欲しいとのこと。理由は友達に誘われた山梨への旅行中にネックレスを買ったので、クレジット代金が引き落とされるからというものであった。

 ネックレスはチェーンにより同じカラット数でも雲泥の差があるので判らないが、どうやら小さなダイヤモンドの入ったものらしい。ネット上の銀行口座には、僅かな定期預金以外には数10万円しか置かないことを常としている。おまけに6月分として10数万円の引き落としがあったばかりである。

いつも自分が使った分だけその都度若干多めに振り込むことにしている。
山口に居る highdy は慌てて入金する羽目になった。

 50万円もあればお釣りがくるらしく、金額からして大したものではなさそうだ。ついでに大学の学費もこれからも必要なので100万円おろし、半分を近くの別の銀行に入れておくことにした。

貧乏学生の highdy にとって大量の札束を素早く数えるのは、慣れていなくて大変苦手である。そこで、窓口の担当者に予め半分にしておいてもらえるようにお願いし、中身の確認もせず現金を受け取った。半分である筈の札束を輪ゴムを外しただけで別の銀行のATMに投げ込んだ。

 すると、どうしたことかATMの表示には「51万円」とある。ウヌッ?「一部入金」のボタンを押して入金、お釣りを受け取った。車内でじっくり残りの束を数えると49万円しかない。当然のことである。

 銀行といえども安易に信じてはいけないようだ。

多くの方々が銀行でまとまったお金を受け取る際に、窓口でいちいち数えて受け取る人は殆どいないのが実情。

一般の方は小切手などはあまり使わないので、自宅へ出入りする業者の支払いなどでは、銀行から振り込むか、手持ちの札束の確認もせずに端数金額を添えて受け取り側に確認してもらうことが多いだろう。

親しい間柄なんかでは相手も確認しないことが多い。そのままポケットにポイッと放り込む。今回は過剰なケースであり相手が機械だからよかったが、逆の場合でしかも相手が親しい人なら大変失礼な話である

 

世の中には、普通が普通でないこともある。