ミニ旅行(有松)初日

 写真は、人を避けて撮れない!
 写真は、人を避けて撮れない!

 6月6日~7日と一泊2日の旅行に行ってきた。少なくとも年に3、4回の旅行のうち、1回以上は紫陽花以外の人とも同行する。

今回は紫陽花の趣味の一つである草木染めの仲間2人と4人での旅行である。メインテーマは有名な「有松絞りまつり」で、現在の名古屋市緑区有松を観光した。

「有松」はその昔東海道の茶屋集落で、耕地も少なく藩の奨励により「絞り染め」を副業として繁栄をした。日本では100種類以上の手法があり、すべてが手作業で出来上がった製品は高価なものが多く、さりげない模様の中に気品がある。

東海道を旅する人々にもてはやされたものの、1784年(天明4年)の大火で村の大半を失ったそうだが、復興後は萱葺き屋根を瓦葺きにしたり、漆喰による塗籠造りなど防火を意識した町屋建築や町並みだが、現在も当時の面影を残した部分が多く見られる。

 初日は3時半に自宅を出発、圏央道、新東名高速、伊勢湾岸道経由で紫陽花と二人で有松へ。

前日からの雨は4時頃まで霧雨が残ったが、その後は「お天気男」の行動に伴い「晴れ」。

他の女性の2人は新幹線経由で現地入り、11時に有松・鳴海絞会館でジョインした。

祭り会場では、趣味の仲間3人(女性)と highdy は別行動。夕方に「大高緑地公園」の駐車場まで無料送迎してくれるシャトルバス乗り場で再び集合することにした。

 大変な人出の中に絞りを来た老若男女が多くとても目の保養にもなった。中には自毛で結った日本髪の女性(元

・芸者さん?)も見られた。女子短大のジャズバンドやダンスクラブのコラボレーションも楽しませてもらった。     (クリックで拡大)


 小さな(当時は村であったろう)町に、立派なからくり人形の山車(だし)が3台もあるということは、いかに繁栄していたかを物語る証しでもある。また、その技術は何種類もある絞りの種類からも明らかなように、豊かな発想から生まれたものであることが容易に分る。

近年の技術と融合させたオードリー・ヘプバーンの巨大な顔の絞り染めにも驚かされた。創意・工夫・発明付きの highdy には堪らない感動を与えてくれた。以下の写真は、その観光のごく一部を紹介したものである。