プロダクトキーが無いと…

 パソコン(PC)を長く使っていると、何かのはずみでクラッシュしてしまったり、リカバリーを余儀なくされることは多いもの。

highdy なんかも投稿のためにいろんな実証実験をするので、たまにリカバリーの必要性に迫られることもある。highdy の場合、どんなトラブルでも自力回復させる自信(過剰?)があるから、重要なデータ以外はアプリケーションソフト(アプリと略すことが多い)などもバックアップは殆どしていない。

しかし、復旧する際に必ず必要なのが IE(Internet Explorer) や OS

(Operation System) や Microsoft Officeプロダクトキである。

たとえ Microsoft 社の正規のアカウントを所持していても、これらのプロダクトキーを持っていない場合はサポートは受けられない。

   Amazonの広告の一例より
   Amazonの広告の一例より

 実はこの記事を書くことにしたのは、先日うっかり Windows 7 機を 8.1 にバージョンアップする際、これから紹介するアプリがPCに見つからなかったのでプロダクトキーを確認しないでOSを入れ替えてしまった。自分では以前に外部にメモしておいた(つもり!)から、どこか探せばある筈だったのである。

ところが、OSは入れ替えだからいいとしても、Microsoft Office 2010 の方は Word も Excel も Powerpoint もすべて「パー!」になってしまった。悔しい!

Microsoft Office は、まともに購入すれば5~6万円もする。

 highdy は「大学生」なのでアカデミーパックで買うこともできるが、それでも数万円がおシャカになってしまった訳である。仕方がないから(知識が十分でない一般の方にはお勧めできない方法だが…)8,000円余りかけ、ついでに Microsoft Office 2013 にバージョンもアップして復活させた。

 プロダクトキー(紙切れ1枚)のみ買う裏技
 プロダクトキー(紙切れ1枚)のみ買う裏技

 日本の Microsoft 社のサポートは一切受けられないが、米国本社のサポートは受けられる。

負け惜しみだが、OSも  Office もどちらも英語版で相性がいいかも知れない。たまに英語のメッセージが出るが全く気にならないし何も問題はない。どちらも完璧な日本語での使用が可能である。IME(日本語変換)も日本語とスペイン語を併用しているが、こちらも全く問題はない。つまり、裏技ののフル活用だが、この方法は自己責任での実行をお願いしたい。教える立場の人間からは推奨できない。

OSの入れ替えをし、Office のバージョンアップまでして2万円弱、これで Windows 10無料になるわけだから大変お買い得と言える。

 というわけで、これらプロダクトキーの見方を以下に紹介するので、必ず画面キャプチャにて画像のまま又はメモしたドキュメントをUSBSDカードなどの外部メディアに入れて保存されることをお薦めする。

なお、すでにプロダクトキーが取扱説明書などとともにしっかり大切に保存されておられる方には縁のないお話である。

 

関係技術解説 プロダクトキーの見方(確認法)