パソコン操作の鉄則

　自分の中でその状態になって思い出す鉄則もある。書き始めたらキリがないほど存在する。ちょっと、数分で書き出せるものでは、以下のようなものがある。これらをすべて説明すると数10分以上はかかる。これまで学んでこられた方は何度も耳にされてことが多いと思うが、耳新しい言葉があったとすれば、それは自分がその必要な場面に遭遇しなかっただけに過ぎない。

highdy は、本人の必要な内容・順位に対応して教えており、系統立てては教えていないので、中には知らない意味の分からないもの含まれるだろう。

　鉄則の一例

ＰＣ専用ノートを持て！　初めに電源を調べよ！　コードを抜け！　充電式電池は満充電放置は禁物！　ＳＤカードはクラスで買え！　データ移動はＴＶでやれ！　とにかくキャプチャで残せ！　こまめなシステムの保護をせよ！　長押しをやめろ！　タスクの終了を試みよ！　先ずは再起動　だめならシステムの復元　ＵＲＬを外へ　お気に入りはフォルダ整理　両端３センチ　いきなりクリック！　困ったら右クリック！　ズルズル（Shift or Ctrl)　いきなり「送る」　書式設定を調べよ！　フォントを調べよ！　スペースを調べよ！　計算式をチェック　Alt & Enter　Take Five ならぬＦ５　繰り返しはＦ４　コントロール ＆ ぽちぽち　上下左右は押したまま　掌腹固定５センチ角　何でもクイックランチから　検索はキーワードを考えろ！　自動起動をやめさせろ！

等々、無駄な操作をしないで素早く作業を進めるショートカットキーは、それぞれのアプリケーション（ソフト）で決まっているし公開されている。

上記のものは作業時間の短縮やトラブル解決を素早くするのが主な目的であるが、中には製品を長持ちさせるためのものも含まれる。

例えば、いくつか具体例を挙げて説明してみよう。

コードを抜け！

　ノートパソコンの場合、常時電源コードを入れたままにする人が多いが、それは大間違い。正しく使っていればバッテリ寿命は４、５年は大丈夫。あまり使わない方はそれ以上に長く使える。しかし、パソコンの電源を落としても常時通電しっぱなしの方は、僅か数年でバッテリでは１時間程度しか使えなくなってしまっているだろう。バッテリは化学反応により起電しているから、満充電状態の維持は好ましくない。だからと言って過放電はさらによくない。デジカメなど充電式電池もメーカーが「使い切った状態で保存し、４～６か月に一度は充電してください」と説明しているのはこのためである。

いきなりク右リック！

　ブラウザのＵＲＬあるいはエクセルのセルの操作において、コピーや貼り付けを行う場合、通常はＵＲＬ欄又はセルを選択してから貼り付け動作をする。しかし、これらの作業においては「いきなり」右クリックをすれば、選択と同時に右クリックメニューが開く。コピー＆ペーストの動作で２度もマウス操作が減るわけで作業が手早く格好よくなる。

　掌腹５センチ

　マウス操作の基本を示すもので、町のパソコン教室でもここまでは教えない。今のマウスはボール式は殆ど姿を消し光学式が中心だが、いずれのものも初期のものに比べて格段に性能がよい。掌腹を固定したまま５cm四方もあれば全画面が十分に操作ができる。マウスパッドは机が消しゴムカスなどで汚れていた時代の名残りで、汚れていなければいい。マウスパッドも汚れていては意味がない。肘をあげ肩から体で動かすのは、書道や溶接棒の運棒などの基本姿勢を示すもので、そんなマウスの使い方をしたのでは肩がこってしまう。キーボード操作だって同じことが言える。

　自動起動をやめさせろ！

　これには二通りあって、パソコンを起動する際に滅多に使わないプログラム（アプリケーションソフト）はスタートアップの設定で止めておくということが一つある。メモリーの無駄使いで、ＰＣ動作が遅くなってしまう。
もう一つは、外部メディア（例えば、ＣＤやＳＤカード、デジカメなど）を接続した時に自動的にインポート（取り込み）動作をさせること。必要な場合には便利な機能ではあるが、不要なものまで勝手に取り込むと、削除する手間も必要だし、ディスク容量の無駄使いになる。

オマケ

紫陽花、蓮の花、高速道路、火鉢、桜が画像処理によって変身

highdy 無料パソコン教室　芸術科より