裏話・裏技を白状します!

    荏胡麻(えごま)
    荏胡麻(えごま)

 highdy のパソコン教室の卒業生でもあり友人でもある方のブログに、検索の「達人」と紹介され恥ずかしくなったのでその裏話、

裏技を紹介する。

先日NHKの音楽番組を楽しんでいたら、突然友人からハングアウトでお声がかかった。いま、テレビで「荏胡麻(えごま)」を紹介していたので自分も買おうと、いろんなサイトにアクセスするが接続できない状態だと言われる。highdy が以前に話していたこともあり、そのお気に入りサイトを紹介して欲しいと。

 highdy のお気に入りサイトも紫陽花が大量に入手しているので必要もなくなり、最近整理したばかりである。また慌てている所為(せい)もあってすぐに出てこない。

早速リモート操作の接続をし2人で検索するが、あちこちどこも売り切れやサーバーがパンクして接続不能。その場は購入先を見つけたら連絡する旨の話をして一旦切断。

 葉も花も紫蘇そっくり
 葉も花も紫蘇そっくり

 そこで、穴場と思われる島根県の販売会社を調べたが、ここも売り切れ。何故穴場かと言うと、日本では比較的寒い地方で栽培されているからである。

雑穀類の一種である荏胡麻は紫蘇の変成種である。

熱帯原産と思い込んでいたが良く調べてみると、ヒマラヤや中国の寒い地方のものであるらしい。

highdy のお気に入りサイトも、結局見つかることは見つかったが売り切れ!

さて、真っ当な方法で調べたのでは駄目と思案したところ、荏胡麻に別名があることを思い出した。ところがこれまた「じゅ・・・」だけで「・・・」が何であったか、さっぱり思い出せない。年の所為か?

仕方がないから Google 検索に「えごま 別名」と入れた。すると「じゅうねん」と出てきて思い出した。そうだ!荏胡麻を食べていると10年長生きをするということに由来した名前だと。

 ここで活躍するのが得意(?)の画像検索。皆様もご経験があるだろう。ものの形まで大体判っているが、喉先まで出かかっていながら名前が判らないということはよくあることだ。

Google 画像検索に「雑穀 じゅうねん、東北地方」と入れ、販売形態の製品らしき画像、素材販売と思われるものを探す。敢えて「雑穀や東北地方」と加えたのは上述の理由によるものと、無関係なものをできるため除き早く限定検索するためである。

(検索項目が多いほど、早く絞り込みができるという最も基本的なテクニックである。但し、キーワードが非常に重要なポイントととなる。)

皆様も実行してみるといい。画像の中には栽培、利用製品、使い方、効能を説明したサイトが多いので、それらはすべてパス。画像の2段目の右側に「じゅうね」と早速現れた。「ページ表示」をクリックしてサイトに飛んでみると、「なにゃどらやねっと」(下の写真:「なにゃどらや」は東北地方の盆踊りの唄など諸説がある)が一発で見つかり、荏胡麻は「じゅうね」とも呼ばれることが判る。早速買い物かごに入れてみると「入った!」。

それに他の販売店よりも安く買うことができるオマケまでついた。

 翌日早々その方にに売り切れでないことを連絡、実はこの時、知ったかぶりもしないが、時間にして僅か10分程度だったし、悩んでいたことは話さなかった。後日入手できたと喜びの報告があり、ブログにも掲載された。それを見て種明かしを白状することにした。

 highdyもその道のプロではないからPCの小物部品や特殊ケーブルなど、必要な部品と使い方は判っていても正式な名前を知らないことがある。自宅なら秋葉原まで1時間かけて出向けば買えるが、別宅ではそんなお店も殆どない。しかも折角出かけてもなければ入手できない。正式な名前を知らないとネットでの注文もできない。そんな時に役立つのが「Googleの画像検索」機能である。

ちなみに highdy 家では、昔から「金ごま」(一般の胡麻より良質で少し高い)よりも、荏胡麻(こちらはさらに高い)の消費量が多い。

最近、お肌のアンチエイジング(老化防止)や認知症予防・回復、肥満防止効果などで俄(にわ)かに脚光を浴び品不足が続いて買いづらい状態が続いている。買いたい場合、「えごま」で検索しても無駄足になることが多い。じゅうねじゅうねんは、裏技のひとつかも?