インターネットの活用とその効用

ある統計では、インターネットを使っている人たちを次のように分類している。

仕事・勉強が目的10%、それに極めて近い目的が10%、趣味の目的15%、全くプライベートな目的では25%、ただ漠然と目的なし40%、という面白い分析結果である。もちろん、プライベートな目的には遊びも含まれる。

 では、その目的の何であろうか? 私は次のように考えている。
そもそもインターネットというものは、

① 情報を他人のために広く公知させること

② 情報の発信者と受信者で交流すること、である。

前者には、一方的且つ単に善意又は悪意で情報の発信・提供をする、自分の情報を他人に誇示する、営業のために顧客の誘引を目的とする、あるいは、仕事・勉強・趣味に関して同じカテゴリーの同好者を集めることを目的するなどのケースが考えられる。最後のケースは、むしろ後者に分類できるかも知れない。 

後者には、同じ目的に対して相互に情報を授受する、またはSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービスのことで、Facebook、Twitter、一般交流ブログなども含まれる。)により他人との精神的な交流による喜びを授受するケースが考えられる。

 いずれのケースも究極的の目的は、自己の利便性と精神的な満足の享受に尽きる。

仕事と勉強を除いては、早い話「遊び」の領域でしかない。趣味というものは、金はかかっても利益を生むことはない。趣味を楽しみながら、あるいは遊びながら利益が出ればそれは最高の幸せになるだろうが、そんな人々はごく一部に過ぎないと言える。highdy が思うには、恐らく60~70

%近くの方が遊びで利用されているのではないかと考える。

 highdy のホームページのは、インターネットの総合力を生かしたものを本来目的としている。が、過去の苦い経験を活かし、どちらかと言うと比較的閉鎖的な「つくり」にしている。いわゆる善良な(?)市民しか集まらないものにしている。つまり、いかがわしい悪質な輩は容易にアクセスさせないようにしている。無料受講資格もその一つで、仮名であっても容易に本人確認ができる人しか受け入れないことにしている。そのため、前述の後者の機能は、あることはあるが非常に弱いつくりになっている。

 そこでこの度「掲示板」を設けることにした。この掲示板では、変な輩が書き込んだとしても二度とアクセスできない仕組みで、「2ちゃんねる」のような「名無し」投稿もすぐにアクセス拒否できる安心して運用可能ものになっている。

巷に溢れるブログのように、自分の写真をアップしたり、互いに自由な意見を交わしたり、誰かのスレッド(一般に「スレ」と略されることが多く、簡単に言えば「ある話題に関した集まり」のこと)に対し、みんなで意見を出すこともできる。困りごとの相談もこちらに投稿してみるといいだろう。

highdy は、その効用を自分の知識を広め心の安らぎを与えてくれ、さらにあらゆる便利さを提供する現代人の道具であると思う。

「漠然と目的なし」の方も、何らかの利益を享受しているから使っているのだろう。きっと・・・。

それがインターネットの活用の活用でもあり、効用の一つなのだろう。

 


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