今度はラジコンヘリではなく、ドローンを買った。(参考記事)
一般的にドローンと言うと音楽用語を思い出す方も多いだろうが、こちらはクワッド(ス米国英語「4つの」)コプターとかマルチコプターなどと呼ばれるヘリコプターの一種である。近年は、楽器よりこちら有名になっている。もちろん、本物ではなくラジコンで飛ばすおもちゃである。いい年をした人間が…と思われがちだが、団塊の世代を含めていまやこの種の人口は結構多いものだ。
近年、世界中で橋やビル、高速道路の点検作業、災害状況の調査など実用機が活躍している。実用機レベルになると、搭載カメラ等の機材の重さにより違いが出る。ラジコンと言えども小さいものは数十万から100万を超えるものまで様々である。
ひと頃、田んぼの農薬散布にラジコンヘリが使われていたが、ここ10年近く見たことがない。そのような実用クラスになると大きな騒音が問題である。特に地上に近いところで飛ばすから、民家のあるところでは使えない。農薬散布もできるような大型ドローンは知らないが、一般ヘリに負けない位の音が出るのだろう。
highdy のおもちゃは可愛いもので予備バッテリーとコントローラーまで含めて12,000円でお釣りがくる程度のもの。プロペラガードまで含んで直径40cm足らずのものだがで空撮ができる。静止画(200万画素)はもちろん、動画(100万画素)も撮影可能というもの。昔のアナログテレビは30万画素だから、それに比べればかなりいい方である。
市場では直径15cm位のラジコン付が 4~5000円から販売されている。日本が開発してギネスブックに載った指先に乗るような超小型ヘリなら、ラジコン付が3000円前後で買える。
最近は、子供が遊ぶラジコンカーに加えて、このようなヘリコプター類、飛行機、クレーン車、ブルドーザーまで現れた。日本のある建設機メーカーでは、タイヤの直径が4mもあるような1台5億円というラジコンによる無人車を輸出している。我が国も内閣がロボット技術の推進を打ち出しているが、世の中はますます無人化が進むだろう。それに伴いロケットや人口衛星など制御技術も同時進行で発展する。そのような技術のおこぼれは、ここ数十年の間に我々庶民の家庭まで入り込み、パソコンをはじめとする実用品のみならず、おもちゃにまで利用されるようになってきた。
約120年前に動力式飛行機が発明されてから、50年前後で模型飛行機が出始めた。50年後にはさらに進化した安くて性能の良いものが出廻ってている。
これから先、100年後にはどんな時代になるのだろうか。今は、10年先も読めない時代になったようだ。
しばらく、車で行く旅行の際の楽しみが一つ増えるかな?
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