ある同窓会での話(実話：14C2)

　最近のある同窓会での話だが、10数名集まったクラス全員で近況報告をし合うことになった。幹事の挨拶に続いて、面白い会話が続出、大爆笑が渦巻いて一向に先に進まない。

同窓会も、「古希を祝う」ような年齢ともなると、孫のいる世代の話になり話題もひと味変わってくる。

 

仲良くを強調したものだから、あちこちでくすくす笑いが聞こえる。理由を知っている女性が隣の人に、こっそり耳打ちをしている。

 

報告途中に西川君：

　「東山君まだいいよ、俺んとこなんか息子も娘も

　　　　　　　　　　　未だに結婚してないんだぞ～。」

 

笑い声がだんだん大きくなる。

報告を中断されてた東山君：

　「西川君とこは幾つだ～？」

 

西川君：

　「えっと、娘が４４歳で息子が４２歳だったかな。」

 

爆笑に近くなったところで口をはさむ南君：

　「えーっ、東山君も西川君もまだいいよ、

　　　　　　家（うち）なんか４９歳の息子が未だに独身だぜ～、

　　　　　　結婚する気なんか無いんじゃないかなぁ。」

 

もはや、大爆笑である。

少し静かになったところで、東山君：

　「えっと～、何処まで話したっけ？」

 

またまた大爆笑。近況報告から始めた同窓会が楽しく愉快な幕開けとなった。ちなみに、この３人の会話は、highdy のクラスの話ではない！