第1回四国一周旅行(3日目夜~最終日)

 宿のチェックインを済ませて休憩中窓を開けてみると裏山は竹林。義弟によると何か普通の竹とは違って値打ちのあるものらしいが、highdy にはそのような知識はない。人それぞれ特技があるものだ。すぐ傍の道後温泉本館まで徒歩数分、周辺はどこもよく整備された道だが、日曜日で観光バスや人波でごった返している。

     裏から見る道後温泉本館
     裏から見る道後温泉本館
   表に周ると、人、人、人・・・
   表に周ると、人、人、人・・・

 道後温泉本館入口を背に200m位だろうか、真っ直ぐに歩いて左に曲がるハイカラ通りがある。つまりL型だがその出口の右側に運航を終えた坊っちゃん列車と「道後温泉駅」(左の写真)もある。右側には毎時定時にせり上がるカラクリ時計がある。道後温泉本館の振鷺閣[しんろかく]を模したもので、時期によっては30分毎に作動するらしい。この時計は予期しなかったので嬉しかった。(下に午後14時のYoutube投稿がある。)

 坊っちゃん列車(詳しくは写真をクリック)
 坊っちゃん列車(詳しくは写真をクリック)
 カラクリ時計(詳しくは下のYoutubedで
 カラクリ時計(詳しくは下のYoutubedで

 宿の予約時に道後温泉本館の入湯券をサービスの約束だったが、あまりの混雑にホテル側が配慮をしてくれ、棟続きの姉妹館の温泉券に変更してくれた。確かに日曜日でもあり前述のハイカラ通りを散策した時、大変な混雑で嫌な雰囲気があった。温泉は宿泊館、姉妹館ともに清潔で感じが良かった。道後温泉本館に入った人の話では、片足を入れるのに苦労する程の混み具合だったという。夕食もまたまた美味しい料理に満足、舌鼓を打った。

 夜が明けて最終日。ホテルから歩いて約10分の所に道後公園があり、正岡子規記念博物館がある。

チェックアウトをして荷物を車に積み、車は預けたままにした。ホテルの利便性を活かし、朝の散

歩とシャレこんで紅葉の公園を歩く。山の緑の中にある漆の鮮やかさ、平地では桜と、紅葉が特にきれいである。時間はまだ8時半、博物館(左下写真)は9時から開館とのことで待っておれない。


 入館を諦めホテルに戻る途中に観光用クラシックカーがあったので記念にパチリ! 出発前には昨晩気になっていた10台以上もいるハーレイダビットソン同好者群の写真を撮り、松山城に向かう。

登城にはロープウェイとリフトがあったが往復ともリフトを選んだ。女性の係員はすべて袴姿のマドンナ

ある。「馬子にも衣装」とはこのことか?(失礼!!)皆美人に見える。

 松山城は、20 数歳の頃にも訪れた城だが、その時は酔っぱらっていたのかあまり記憶に残っていない。やはりここでも中国人の観光客が多く目立つ。決してマナーが良いとは言えない。でも、highdy もいろんな国で日本人のマナーの悪さに何度も恥ずかしい思いをしたので批判ができる国民ではない。

 いよいよ旅も終わり義弟夫婦をJR高松駅に定刻通り見送らねばならない。高速道で走っているうちに乗り約40分程度の余裕があると分かったので、途中のサービスエリアで昼食と土産物の買い増しをした。予てより紫陽花の希望していた小豆島の化粧用オリーブオイルも偶然に入手。ホッ!

後で調べたら、生産者直営店と全く同じものが生産者のネット店よりも安く買うことができ、彼女も大喜び。高級品は顔にも髪にもいいとか・・・。

初めて30分あまり運転を紫陽花と交代、高速道や雪道の運転技術がしっかり教えてあるので安心して休息できる。予定時刻の30分前に高松に着いた。

 右上に見えるのは尾翼(これ以上後ろはダメ)
右上に見えるのは尾翼(これ以上後ろはダメ)

 その後 highdy 達もレンタカーを返却し、リムジンで空港に行くと運よく16時の羽田便に乗れた。

何100回も搭乗しているのに、生まれて初めて座席が最後部になった。きれいな夕焼けを撮影したかったがどうしても取れない方向である。2時間早く列車に乗った富士市の義弟夫婦と、ほぼ同じ19時半前には自宅に戻った。

3泊4日の忙しい旅行だったが、楽しい美味しい旅は終わってしまった。

 

 

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