2日目の島根観光はかなり盛り沢山の欲張った計画である。先ずは三朝温泉郷から山越えで米子市の米子城址へ向かう。カーナビは海岸沿いの道より近いという判断をしたらしいが、ドライブテクニックに自信のない人には随分不向きの道である。
highdy にとっては腕の見せ所で嬉しいが、これから冬場には凍結も起こりやすくとても危険なカーブや起伏の激しい道で、カーナビに便り切るのもよくない。途中の道路では工事のため片側通行規制が何箇所もあり、長いところでは最大15分のケースも。退屈だから車から降りて記念にパチリ!
米子城址の天守閣跡の方へを登っていると、左右の石積みの違い(下の写真)に気がついた。恐らく時代の違いを意味しているのだろう。
時間があれば堀内を船で遊覧(左の写真)もできる。船で観光案内を聞きながら周辺や城の周りを違った角度から見るのも面白いだろうが、今回はパスして駐車場へ。その途中面白いバスを見つけた。(右下の写真)内部がすべて木製のものもあるとか。前にアップした函館の木製路面電車のバスバージョンとでも言えるものである。
続いて出雲大社に向かう。大社では到着後に観光している間に人が増え、帰る頃にはお客様ごった返していた。テレビや新聞でお馴染みの写真は神楽殿(下左)や拝殿(下右)である。御本殿を見ることは殆どない。若い頃参拝した記憶がいい加減だが、ここでは4拍手であることに改めて気づいた。一般の神社での参拝作法は以前にも書いたが、神社の参拝作法を知らない方も若い人の中には案外多い。大分県の宇佐八幡宮(全国八幡宮の総元締め)では3拍手なのに、さらに拍手が多い。出雲大社教という儀式の一つだから、参拝する場合は、それぞれの教えに副(そ)って行うのが当然であろう。各神社(宗派)によって儀式が異なる。神様は乞食ではないから、お賽銭を投げたりするのも大変失礼なのは共通である。乞食と言われる人に対しても、投げて恵むことは人格を疑われる。
宿も、これまた紫陽花の強い希望で玉造り温泉に。但し、狭い温泉郷には入らず玉造温泉の中で唯一宍道湖に面した「玉造国際ホテル」に宿泊した。ここの夕食にはさすがに少々参った。というのは、お茶受けのお菓子が蟹せんべいで、食事の鍋にも蟹、蟹みそもたっぷりの茹で蟹、揚げ物にも蟹、焼き物も蟹。蟹づくしである。そんな筈ではなかった! 別に特別注文したわけでもないのに。紫陽花は3日間だが、highdy なんか24日の宿泊から5日連続で蟹を食べている。嫌いではないが、もう勘弁して・・・。食後に酔いが覚めたところで卓球も1時間楽しんだ。宍道湖の夜明け(上の写真)もきれいだった。全客室が湖に面しているというのもこのホテルの「売り」のようである。
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