我が家の恒例行事だが毎年秋になると必ずと言ってよいほど親族の法要がある。今年も紫陽花の実母の七回忌法要で沼津に行った。来年は珍しく何も無さそうな予想である。
今回は圏央道が東名高速に接続したので初めて自宅近くのインターチェンジから利用した。中央道で事故があったらしく圏央道まで影響、途中、新宿方面と中央道(松本方面)の分岐点から数キロ以上の渋滞に巻き込まれた。追い越し車線の方が流れが良さそうなので移動して走っていたら、こちらが東名高速方向の流れであった。「2日前まで土砂降りだったのに、お天気男」だから1年前から決まっていたスケジュールでも当日は「晴れ」。写真のように快適なドライブ日和である。
厚木ICで東名と合流、大井松田ICでは富士山が真正面に、その後もあちこちでチラチラ見え始める。御殿場を過ぎるとますます威容が確認できる。足柄SAでは、目の前に広がって見える。
圏央道の開通で、これまで、都内の環状8号線の長期の工事により、目的地まで 3.5~4 時間以上かかっていた道のりが約 30 分短縮された。
巷では木曽の御嶽山が突然噴火し、多数の犠牲者出ていることも知らず、12時からの約1時間の法要後、参加者が近くの料亭にて故人を偲びつつ会食していた。
法要のあとは義弟(紫陽花の妹のご主人)夫婦といつもお決まりの行動である。伊豆の国市の伊豆長岡温泉で、いつものホテル、いつもの離れ部屋で寛ぐことになっている。
ところが、紫陽花姉妹が暑くて寝付けないとか何とか言いつつ夜中に喋り始め、結局男性も巻き込まれて夜明けまで続いた。6 時に入浴、7時から朝食。8時30分にはチェックアウト。ホテルから少し離れたいつも利用するホテルの駐車場で、栗拾いを楽しんだ。山栗だが結構大きく。それに山栗はなんと言っても味がいい。前日義弟からもらった栗と併せてかなりの量があるが、昨日早速皮を剥き少量の砂糖をまぶして冷凍してある。これで1年中いつでも、「栗御飯」が楽しめそうである。
伊豆長岡の温泉街から狩野川放水路沿いの国道414号で海岸線で沼津港へ。「沼津 みなと 新鮮館」でお土産を買うためである。良質のお土産を買う絶好のポイントの一つ。沼津だからと言って、必ずしも本物の「鯵の開き」とは限らない。
知らない人は、可哀想に韓国産を喜んで買って帰る。実は味が全く違うのだが、見分け方が判らないらしい。それにここで何でも沼津の名産が買えるわけでもない。駅に行かないと手に入らない地元の名産も幾つかある。例によって、車の冷蔵庫にぎっしりのお土産を買い込んだ。
お土産を準備した後は、近くの静岡県のデートスポットで有名な巨大な展望水門「びゅうお」(地図)に行った。こんなに好天に恵まれて眺望できる日も少ないのでラッキーである。駿河湾内の近くは富士市、少し離れて焼津市、清水市、日本平、大瀬(おせ)崎を望むことができる。以下にその一部をご紹介する。入場料はたったの100円。
帰りに観光の町、川越市に立ち寄り、畳地の雪駄と北海道産のホタテの乾物を購入した。日曜日とあって、いつもながら車では身動きできない状態。でも、旅の途中だから車を放棄するわけにもいかず、じっと「我慢の子」。大渋滞の中で運転は紫陽花に任せて highdy は店を眺めたり人通りの中の美人をキョロキョロ。好天に恵まれた秋のドライブを楽しむことができた。
2日間の総走行距離は僅か400 km で、いつも1日に数百kmから500km程度走る二人には小さな散歩のようなものである。
さて、いまから新米でも買いに、近くの農協へ行ってくるかな!
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みつば (月曜日, 29 9月 2014 22:48)
いつものことながら
お天気が良くて良かったですね。
旅はやっぱりお天気が良くないと・・・ね。
そろそろ旅行記かな?と
思ってのぞいてみたら
もうアップされていました。
静岡はいいところです。
海も富士山もいいです。
おみやげのおいしいものを
ゆっくりといただいて下さい。
highdy (火曜日, 30 9月 2014 16:46)
みつばさん
どういうわけか、恵まれています。お蔭で快適な旅でした。旅には時間が必要です。
お金があっても、のんびりできない旅では寛ぎません。
お天気に恵まれ、何でも自由に行動できる旅が最高です。
今回もお土産をたっぷり買い込みました。紫陽花のお友達に評判が良いものも含めて、冷蔵庫はぎっしりでした。