一泊2日の旅行にしては、今回も充実した楽しい旅行であった。
何と言っても旅の楽しみは、いい温泉と美味しい食べ物である。宿はいいに越したことはないが、部屋の造作など少々どちらでもよい。気持ちよく快適に使えて静かに安心して眠れればそれで十分。どんなに造りやサービスが良くても、風呂が汚かったり、食事がまずかったりするとガッカリする。その点今回も100点満点かな?敢えて唯一の欠点を挙げれば駐車場が遠かったこと位だが、それも宿の方ですべて移動・準備をして下さった。「ちょっと荷物を・・・」と言ったら、「とても歩いて行ける距離ではありませんので・・・」と社長に車で送ってもらったら、なんと5分位走った遥か山の上に広い駐車場があった。途中幾つもの宿の契約駐車場があったが、highdy の車は若干大きいこともあり安全な所を選択して頂いたようだ。
ところで、前回の「海野宿」から近く世界遺産になる予定の富岡製糸場と絹産業遺産群の「富岡製糸場」までは一般道で約2時間である。高速を利用すれば30分位短縮できるだろう。途中軽井沢から碓氷峠(ビデオは横川からの例)があり、約200か所のカーブがある。中には流石の highdy でも25km/h程度に落とさないと曲がれない所も多い。
前3台が精一杯頑張っているがブレーキを殆ど使わない highdy に追われて次々に諦め、最後の若い運転手の1台はカーブが残り20個になるまで頑張ったが遂にギブアップ!
この車がせいぜい紫陽花の腕前位かな? それでもブレーキばかり踏んでいる一般車はついて来れないことが多いものだ。本当はもっと時間短縮できたのだが・・・。オートマチックの車の場合、シフトギアのみでブレーキを使わない運転は素人には難しいだろう。
地図の④(工場に向かって左側)に美味しい焼売の店があるが、味はそこそこだが大きさも小さくちょっとお高い。工場の入り口で見学料を払い、ボランティアさんの解説案内のタイミングを待つ。午前は9:30~、午後は13:00~それぞれ30分毎に5つぐらいのグループに分かれて、1回が約40分のコースで詳しい案内をしてもらえる。もちろんその後は自由に見て回ることもできるが、解説が無いと余程の専門家でもない限り素人は、創設の歴史背景・土木、建築技術・蚕や生糸の生産技術、歴史的運営、管理技術などの知識を持たない方が殆どなので全く見学の意味がない。
というわけで、ここでは highdy がつまらぬ受け売りをせず、雰囲気をフォトギャラリーで紹介することにする。詳しくはこちらをご参考に是非ご覧になるといいだろう。
(なお、写真は全く順不動になってしまっていることをお詫びします。それぞれ意味があって撮影したものの一部ですが、説明は割愛します。)
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yamayuri (木曜日, 12 6月 2014 16:53)
富岡製糸場入って見たいですね。
祖母は蚕を育てるところから糸繰り、機織りとやっていました。
勤めていた会社は絹のスカーフ輸出している会社でした。
今の日本の絹は安価な中国に押されていますが、本当に良いものは残っていくのでしょうね。願いでもあります。
先日は足利フラーワーパークに藤に花を観に行ってきました。ではまた。ご健勝お祈りいたします。
highdy (金曜日, 13 6月 2014 12:45)
yamayuri さん
一度は観ておいていいところだと思います。
私と近いご年配の方々は、本人や親族に関連経験がおありの人が多いものです。
私も幼少の頃親父の実家に行くと、人間より環境の良い2階の部屋に蚕が飼われ、あの、シャワシャワと桑の葉を食べる音が不気味に聞こえました。
階段を恐々上ると、御爺さんが真っ黒い芋飴をくれました。それが欲しくて登ったものです。