弘法大師の修行像の傍には大きなツツジが見ごとに満開状態。とにかく何処に行っても花だらけできれいである。
薬師堂を観るために一人200円の料金を払ったが、見ることができるのは右上の写真。少し高いと思うが駐車料が無料だったので、「ま、いいかっ!」という感じ。
次に向かったのが前山寺。ご覧のようにとてもきれいな三重塔(右の写真)である。満開のツツジがさらに彩を添える。手入れが大変行き届いた境内を散策した後、「胡桃(くるみ)のあんかけ餅」というのいただいた。下の写真にあるように、ピンポン玉ほどの小さな餅(餅米を蒸して半殺しにした平らな団子状のもの)二つを「胡桃のタレ」をつけて食べるのだが絶妙の美味しさ。あまりに美味しいので分けて欲しいと懇願したら、「修行僧にとってとても大切なものなので・・・」と断られた。また、僅か小さじに半分くらい添えられていた野沢菜も美味しかったので同時にお願いしたら、こちらは会計係と厨房係が協議の結果OKとなり、ご飯茶碗半分くらいを無料で頂いた。
ちょうど食べ始める頃に庭の朝の手入れも終わり、私たちのためにわざわざ開けて下さった茶室から下界(?)の上田市街が見えた。
帰りに境内の農産物直売所で「胡桃のあんかけ餅」の話をしたら、お店の方から胡桃の実の簡単な取り出し方と例の秘伝と言われる「タレ」の作り方をこっそり教わってしまった!
ここでも、highdy の 聞くためには(必要以上に)褒めるという人生訓が生きた。入り口では人の大きさに比べ圧倒されるケヤキ、境内の美しさに見とれ、味と知識の吸収に満足の観光であった。周辺の牡丹園もこれまた美しい。
東御(とうみ)市の海野氏は地方豪族の一人で、海野宿入り口には白鳥神社があり、この前を流れる千曲川の河原で木曽義仲は挙兵したがそのバックボーンでもある。
本陣一軒と脇本陣2軒、旅籠、問屋などの跡が残る。観光日はたまたま定休日らしく締めている店も多かったが、その分観光客も少なく歩きやすかった。
それぞれ拡大して、読んで下さいね。
拡大法は覚えているかな?
ある土産店で紫陽花の足が止まり、外で待っているがなかなか出て来ない。どうやらお気に入りのネックレスがあり、思案をしている様子だったので「私が買ってあげるよ!」と言ったら大喜びでレジへ。一見高そうに見えたが実は大した値段ではないのに飽きれてしまった。
海野宿はネット上にも詳しい内容が沢山あるので説明はそれら資料に譲り、フォトギャラリーで一部を簡単に紹介する。 (次回は最終回)
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