highdy は宿の本館に泊まったが、エアコンを切っていても、温泉の余熱を利用した暖房機がありとても快適に過ごせた。朝、散歩に出かけると山間部のため夜は相当に冷えるらしく、車のフロントガラスはカチカチに凍っていた。
チェックアウトを済ませて町の観光センターの無料駐車場に車を置きしばし温泉街を散策、お土産物を幾つか購入した。highdy は「茶香炉」を購入。自宅には以前有田陶器市で陶芸作家から直接買ったかなり質の良い物があるが、別宅用は highdy が手近に見つけた安物なので2度も皿が割れてしまった。「今回は絶対に割れない!」という地元作家の高品質の物を購入。ちょっと備前焼きに似た感じで、最近発表したばかりだがアロマテラピーなどの影響もあり良く売れるという。見るからに高い温度で焼いてある。
やはり、5000円以上出さないといいものはなさそうだ。
臼杵市の観光名所も臼杵城址、稲葉家下屋敷などいろいろあるが、今回は国宝・臼杵磨崖仏に的を絞った。平安時代から鎌倉時代にかけて彫られたものらしいが、今なお当時の色が少し残っている。木彫りと思えるほどの見事な彫刻技術と数量・質の高さでは国内では他に類を見ることはできないレベルで、60余体中4群59体は国宝に指定され丁寧に管理されている。
ヤマコ臼杵美術博物館まで見る予定ではなかったので、計画より30分遅れだが再び高速道路で別府・鉄輪温泉に向かう。 別府はいくつもの「地獄巡り」があるがどれも似たようなもので「かまど地獄」のみにした。
ここでも中国人・韓国人の団体さんが大騒ぎをしている。日本の観光客は外国では非常にエチケットが悪く恥ずかしい思いをすることが多いが、彼らは会話の大きさが所をわきまえずうるさいだけで極めて行動は寧ろ日本人より品がある。尤も、日本に来られる方は裕福な人が多いためかも知れない。
宿を探そうとしたら数分のところに「ホテル鉄輪」が見つかり17時30分到着、結果はほぼ予定通り旅程で先ずはひと安心。さ~て温泉だぁ!
「ホテル鉄輪」のチェックイン時にフロントからら予期しない幸運な話を聞いた。歩いて数分の所にある姉妹館「黒田や」の岩風呂は宿泊者は無料で利用可能とのこと。しかもその上層階のラウンジでは、別府湾の夜景を見ながら各種お酒を含むあらゆるドリンクがすべて半額という。なんだかとてもお得な感じ!早速そちらに入浴。
ところが夕食が美味しく、飲み過ぎ・食べ過ぎで寝過ごしてしまい、ラウンジでの夜景とドリンクは残念な結果に。ホテルの温泉は深夜と早朝に利用した。別府はどこも源泉だから嬉しい。
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フクハク (火曜日, 25 3月 2014 20:13)
highdyさん
私は、別府出身なんです。
この3月23日日帰りしてきました。
地獄めぐりなんて、行ったことはあるのですが、
大昔で記憶が定かではありません…
こちらの地獄の画像もとても新鮮に見えてきます。