一昨日は50年近く前、最初に勤めていた会社の同僚と15年か20年振りに会ってきた。
懐かしい!
彼は自己主張をあまりしない大人しい人間だが私の最も信頼していた優秀な人材であった。昨日も書いたが、お互いに歳を重ねながらそれぞれの人生を歩み積もる話は尽きない。この歳になって再会し、車中で昔を偲びながらのドライブもまたいいものである。
Googleマップによる検索では約1時間だったが、実際には日曜日で道路も走りやすく、55分で同僚宅に着いた。そこから彼の案内で道の駅「北豊」(ほうほく)で昼食、美味しいメニューに舌鼓の後は近くの角島(つのしま)まで足を延ばしドライブを楽しんだ。
山口県は海岸線の総延長で北海道を除けば全国でも有数な海洋県である。今回は、西は響灘、北は日本海に面した本州最西端に位置する道の駅である。ここは全国でも珍しい災害時の1次避難場所としても機能するよう配慮した新しい施設である。また東日本大震災の被災地復興支援策の一つとして、岩手・宮城・福島3県の物産コーナーを設置している。海の幸・山の幸に恵まれ、とりわけ鮮魚を中心としたメニューが圧倒的に多く、海洋県ならではの山口県らしいところがうかがえる。
広い駐車場側が建物正面だが施設を挟んだその裏側には展望エリアが設けられ、日本海の広い海原に角島を望むことができる。角島には2000年11月に角島大橋が開通し、角島観光のシンボル的な存在となり、先の道の駅「豊北」と合わせ県内の有名日帰り観光コースとして一躍脚光を浴びることになってしまった。日曜日でもあったため、駐車場も「満車」表示が出るほどの賑わいで、大盛況であった。
角島大橋は島に架かる橋としては、日本第2位の長さ(全長1,780m)で通行料は無料(このあたりは山口県らしい自慢できる点)。ちなみに1位は沖縄県の古宇利大橋(全長1,960m)だそうだ。橋の中央部に数台程度の非常用駐車スペースがあり、写真撮影は禁止だが highdy はこっそり素早く撮影(下の写真)してきた。
角島はこれまで渡船による交通しかなかったが現在はさまざまな観光用施設もつくられ、灯台公園としても整備されている。中でも有名な角島灯台は、明治9年に初点灯し今なお現役である。総御影石造りの洋式灯台は「灯台の父」と呼ばれる英国人リチャード・ヘンリー・ブラントン(工兵技監、建築家)が最後に設計した灯台と言われている。
ビューポイントは図に示す通りだが絶景を見るには、いきなり橋を渡らずに入り口を数10mやり過ごして、全景を眺めてからにするとよいと同僚が教えてくれた。別にホテルからの回し者でないがWEB上には、橋の袂にある西長門リゾートホテルの客室からは絶景が望め、料金もお手頃という情報も見受けられる。
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フクハク (火曜日, 25 2月 2014)
角島大橋と沖縄の古宇利大橋とも数年前に行き
とても懐かしくなしました。
角島大橋まさに絶景で、食い入るように
シャッターを押し続けた記憶が。
highdyさん、いい天気に恵まれ、かつての
同僚の方との楽しいドライブ良かったですね。
highdy (火曜日, 25 2月 2014 20:33)
フクハクさん
そうですか、両方とも行かれたのですね。
残念ながら沖縄は未だ行ったことがありません。
角島だって山口県が地元なのに行ってないなんて、ちょっと恥ずかしい感じがします。今度は胸を張って人にご紹介できます。
みつば (水曜日, 26 2月 2014 00:16)
わぁー 行ってみたいです。
ドライブも最高のようです。
おいしいものもたくさんありそうです。
懐かしい人との楽しいひとときでよかったですね。
植田 英昭 (木曜日, 27 2月 2014 11:55)
みつばさん
いつでも、お近くにお出での際にはお声掛け下さい。
山口県はドライブに良いところが沢山あります。温泉も多いし、料理も美味しいです。
特に埼玉に住んでいると、魚類は美味しさの差がありますね。