今年も忘れないうちにと、お年玉つき年賀状の交換に行ってきた。
「年賀状のお年玉が当たり!」と言っても、約60枚の受信のうちの3枚だけである。それも切手シートだから騒ぐほどのこともない。でも1枚も当たらないより嬉しい。感謝をしなくっちゃ!
歳を重ねてくると、次第に亡くなる方が増えてくる。だから元気な頃のいい思い出のまま、知らないうちに別れをしたいものである。
そう思いつつ、あまりお付き合いのない方は自然解消的に年賀状のお付き合いも減らしている。
これは私だけの偏見かも知れないが、遠くの住いで簡単に往き来できない方は別として、比較的近くなのにいつもコンタクトもしていない方との年賀状だけのやり取りでは友達でも何でもない。
それに病を患い悲しい別れになるより、上に述べたように昔の思い出のまま早めにお別れをしておきたい。
年賀状も年老いてからは沢山書くのも次第に面倒になるものである。だから毎年少しずつ減らしているのだが、いろいろなしがらみもあってなかなか減らせない。毎年やり取りのなかった方から思い出したように届くから、感謝の返信をする。すると、また翌年届く…の繰り返しである。きっと、余ったからこの人にも出してあげようという思いやりかも知れない。
どこかで心を鬼にしてと思うが、これがまたできない悪循環になっている。
いま、このブログを書いていたら、飛行船の音が聞こえてきた。
音の聞こえ方からどうやら天気予報は当たりになりそうだ。間違いなく今夜あたりは雨である。飛行船の音は直ぐ分る独特のものである。それでもバイク並みの速度で航行するので、急いでカメラを持って二階に上がった。
地方では見る機会も少ないが、ここは空港がすぐ近くなのでかなりの頻度で見ることができる。曇天の中に浮かぶ飛行船は直線距離にしておよそ2km弱位だが、雲が低いのでエンジン音が近所の建物に反響して聞こえる。
朝の虹は雨を意味し、夕方の虹は晴れを意味すると言われるが、遠くの音が近くに聞こえる時は雲が低いことを意味し雨の予想ができる。電線やテレビのアンテナを避けてカメラアングルを探しているうちに、あっと言う間に遠くに行ってしまった。
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フクハク (水曜日, 19 2月 2014 23:30)
毎年親の年賀状を作りチェックするたびに、
複雑なおもいになります。
highdyさんのお気持ちが、少しわかるような…
この飛行船以前私の所でもよく見かけました。
まだ現役なんですね~
highdy (水曜日, 19 2月 2014 23:41)
フクハクさん
気持ちをご理解いただける方がいて幸せです。
正直な気持ちが、書いた通りなのです。
宇部は空港が近く自宅をタクシーで出かけると、8分後には手荷物検査を終わって登場口に居ます。とても便利で助かっています。ですから、飛行船もよく見かけます。