昨日は新車の試運転を兼ねて来季の科目申請の研究のため、山口大学の吉田キャンパスまで、山口・宇部高速道路を使って走った。私の場合は、自分の受けたい授業と旅行したい場所と夫婦で都合の良い日と、3条件にマッチしたものを選択するので科目申請も安易にはできない。
これまで抽選に外れたことは1回もないが、今回は神戸大学の講座を狙っている。取得単位に余裕があっても最低でも2年間は在籍しないと卒業させてもらえない。だから、「旅行をして遊びつつ学ぶスタイル」である。どうせ学ぶなら自分にとって楽しいもの、役に立つものがいいのは、誰もが同じであろう。
車の乗り心地は素晴らしく快適である。同じ排気量でも馬力が20%以上アップのハイクラスを選んだのは正解であった。
走行中スピードメーターの目盛の色が通常は青色(上の写真)、エコ運転中は緑色、惰性で走る時やブレーキをかけるとエネルギー回収(充電)中のランプが点灯、交差点でブレーキを踏んでいる間はエンジンが自動的に停止、車内はとても静かである。
バッテリーは異なるタイプを二つ搭載、エンジン停止中も各種ランプ、エアコンなども動作する。ブレーキペダルから足を話すと、瞬時にエンジンが始動・走行できる。走行中は各種表示の切り替えで、平均燃費や瞬間燃費の表示も見ることができる。同じ機能がカーナビにもついているが、こちらは使う必要がない。トンネルに入ったり、周りが暗くなれば自動点灯、キーの差し込みは不要で、ドアボタンを押せば乗車可能、エンジンもボタンを押すだけ。車から降りると、エコ採点(昨日は94点)もしてくれる。後部の左右のスライドドアも車内で個別にリモート操作できるほか、遠くからリモコンでの開閉が可能で、重い荷物を持っていても楽である。もちろん、ドアボタンに触れるだけでも自動開閉してくれる。
カーオーディオは、AM/FMラジオは当然だが、交通情報、CD、USBメモリ、SDカード、iPadやiPod用のAux(補助入力)にも対応、オーディオ本来の様々な機能を有する。
指の爪先ほどのMicroSDカードを持ち歩けば、CDは不要である。
カーナビ(上の写真)は、本来の一般的な機能に加えて、地デジ放送、各種取締まり情報も便利に使える。こちらでもSDカードに対応しており、音楽を聴いたり、旅先のデジカメで撮った写真やドライブレコーダーの動画を大きな画面で見ることができる。即ち Micro-SD だけで音楽も動画も画像のスライドショーもOKというわけ。フロントウインドウ上部に別売のアンテナが2式貼り付けてあり、電波状況が悪くてもきれいな映像が楽しめる。バックモニターにも対応しているが、腕に自信があるので今回はバックカメラは取り付けなかった。
ドライブレコーダーも快調に動作している。こちらもいろいろ高機能で、撮影済みのものを本体でも再生できるが、上述のカーナビにカードを移せば大きな画面で旅の思い出がさらに楽しめる。
てなてな、わけで、帰りは一般道を走り、道の駅、100円ショップ、リサイクルショップ、大型スーパーに立ち寄りながら遊びつつ走って帰った。
少し気になるのは初めてエンジンをかけるたびに、カーナビ、ドライブレコーダー、ETCが一斉に自動作動し、それぞれのオープニング画面・音声と同時に、「カードを入れてください!」などと、うるさく案内することである。でも、これは贅沢というものだろう。
「便利は不便」という家内の実母のことばを思い出す。
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