今年も昨年と同様山口に移動する途中に名古屋の中京大学で2日間授業を受けてきた。
いつも飛行機に乗る時は鉄道の遅れを見込んで1時間程度の余裕を持って出発する。が、今年は高速道路からきれいな景色や遅い紅葉でも見ながらのんびり移動をしようと考え、新幹線ではなく高速バスを選択した。大抵は名古屋なら東京から新幹線で1時間40分程度なので列車で行くが、高速バス(それも第二東名)で行けばのんびり景色を眺めながら、途中のSA(サービスエリア)で遊びながら行けると考えた。20分余りの休息が2回あり時間は5時間かかるが料金は半分以下、5千円も浮けば夕食が豪華に食べられるのも魅力。
飛行機とは違い東京駅の近くだから、万が一乗り遅れても新幹線にすればよい。現役ではないから時間はタップリあると考え、30分余りの余裕しか見なかった。ところが出発早々にハプニングが起こった。前の電車でトラブルがあり、highdy の電車が大幅に遅れたのである。
東京駅から走りこそしなかったが急ぎ足でバスの乗り場に着いたのは、発車1分前!! ドライバーと受付係員が今かいまかと待っておられた。名前を告げて席番を聞き、乗った瞬間、ドライバーが員数確認をして直ちに発車。セーフ! こんな焦ったのは初めてである。
お天気男の highdy のこと、絶好のコンディションで風景を楽しむことができた。ご存じの通り、富士山は大井松田、御殿場、裾野、駒門、沼津、…と至るところで見えるところは多い。また、風の強さで有名な浜松では。SAからもその後の走行中にも山頂の10基の風力発電風車がきれいに見える。乗用車より眺めが良いのも高床バスのいいところ。
第二東名の目玉は景色が良いことと各SAでの新しい商業施設によるサービスで、これだけを見て歩く専門ツアーも企画されているほどである。特に現在の最初(駿河湾沼津)と最後のSA(浜松)に止まってくれる。お奨めは駿河湾沼津で晴れた日の僅かな風がある時の駿河湾の眺めは素晴らしく、もう2度も行ったことがあり2度目は一般道から訪問した。最近の新しいタイプのSAは一般乗用車はここから一般道に出入りできる。但し、高速道には入れないが駐車場までは可能なところが多い。
夕食に台湾料理の珍しいものを食べたが、本場で食べたものとは違い日本風にアレンジしてありとても美味しかった。食べ過ぎか、調理油の劣化か、夜中に軽い下痢をしてしまった。夜中の2時過ぎだったので、時間的に推察して後者に間違いはない。でも、朝食も昼食も普段通りで授業に支障が出るほどのものではなかったのが幸いであった。
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