岩国を観光する

 先日から何かと多忙な毎日が続いていて、PCサポートや外出が多い。そのわりにはチャットも2日一度はしているからなかなか旅行記録が書けないでいる。

10月20日に宮島観光をして宿泊先である岩国国際観光ホテルについたのは16時過ぎ、関東と明るさ的には3、40分の時差があるからまだまだ明るい。チェックインを済ませて少し散歩することにした。目的の錦帯橋はホテルの目の前歩いて60秒ほどである。渡るのは翌日にした。岩国城へのロープウエイなどとのセット券がお得になるからだ。薄曇りの夕方だと、錦帯橋の写真も映えない。(下の写真)

     どこから見てもきれいな錦帯橋だが、
    どこから見てもきれいな錦帯橋だが、
夕暮れと気では美しさが映えない
夕暮れと気では美しさが映えない

    夏の鵜飼船が静かに休む
    夏の鵜飼船が静かに休む
   デジタル望遠にかすむ岩国城
   デジタル望遠にかすむ岩国城

  佐々木小次郎ゆかりの地でもある
  佐々木小次郎ゆかりの地でもある

またしても美味しい料理に舌鼓を打ち、夜が明けて今日は絶好の行楽日和。部屋から夏の鵜飼の船が寂しく錦川に浮かび、未だ紅葉していない山の頂上に岩国城を望む風景が見える。

8時半には早々にチェックアウトして行動開始、先ずは佐々木小次郎の銅像の前でロープウエイ乗り場と岩国城をバックにパチリ。

  公園の噴水にも財政の豊かさが判る
  公園の噴水にも財政の豊かさが判る

錦帯橋からはアユの真っ黒になった大群を見ることができた。写真(上)の中央は泊まったホテル。近くの白蛇観閲所に行って天然記念物の白蛇を見るが、真っ白な肌に真っ赤な目がとてもきれいで可愛く感じる。
年間250万人の観光客を迎えるという岩国市は財政が豊かとみえ、観光資源にも非常にお金をかけて整備しているようだ。

ロープウエイから城までは健脚なら10分足らずだが、階段の多い道と緩やかな勾配の道と2種類ある。登りは階段道、帰りは平坦な坂道を歩いた。天守閣では殿様気分で現代の庶民の生活を見下ろして見る。(左の写真)ロープウエイ乗り場の仕掛け時計がタイミングよく作動し、楽しい童謡を聴くことができた。(左下の写真)

   仕掛け時計があった
   仕掛け時計があった
    義弟と二人で一瞬「ドキッ!」とした
    義弟と二人で一瞬「ドキッ!」とした

  いつもこの庭を見ながら文筆活動をしていたという
  いつもこの庭を見ながら文筆活動をしていたという

宇野千代が自分で再現した生家があり、その庭から眺めている時、右上の写真の光景に出くわし一瞬「ドキッ!」とした。たまたま見るアングルによってできたものだが、実は写真が飾ってあったものが縁側に座る宇野千代に見えたのである。

その机の前に座って庭を眺めてみた。彼女の複雑な人生を振り返ると、こちらまで複雑な気持ちになってしまう。彼女の人生は人によって好き嫌いがかなりはっきり分かれるので評価も異なる。旅行に行ってまで他人のことを考えるより、自分の人生を大切に有意義に生きることの方が大事である。

 

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