今治からしまなみ海道を経て広島へ

1枚位は記念写真も撮らないと…
1枚位は記念写真も撮らないと…

 今治での宿泊は「湯浦ハイツ」であったが、とにかく眺めはいいし、温泉もいい、安い!旨い!と三拍子も四拍子も揃っている。価格が安いのは、その昔「国民宿舎」であったことによるのかも知れない。その傾向はいまも言えることで、各地にあるそれらの施設は全国的に総じて安い。特に刺身は美味しく2人分の追加注文をしたほどである。

少し早目に宿を出てしまなみ海道を走る。(リンクのサイトに行って、各写真をクリックするとパノラマで見ることができる)この道は本土の尾道と四国の今治を島から島へと数多くの橋で結んでいる。途中のPAで休憩、お土産に数種類の藻塩を購入した。今治から広島市内まで、高速道路を利用すると3時間弱で行ける。

広島での観光は、何といっても被爆建物(原爆ドーム:上の写真)をはじめとした数々の施設がある平和記念公園である。中でも平和記念資料館は省けない。私たち夫婦は若い頃に衝撃的な悲しい感動を経験しているので屋外施設だけにし、義弟夫婦には是非見てくるようにすすめた。(テレビでお馴染みの写真なので説明は省略する。)


原爆に関する話は胸が痛むので割愛。ドーム(右の写真)を見ながら水を求めて人々が集まった川を渡り声も無く駐車場に向かって歩く。そして、ややこしい一方通行をクリアしてすぐ近くにある広島城に向かう。

広島城は日本100名城にも数えられる城で、日清戦争が始まると城内に大本営が置かれていたこともある。現在もその史跡が残っている。

      義弟夫婦と
      義弟夫婦と

城域の正面から入ると、現在は天守閣(右上)の他に表御門(右)、平櫓、多聞櫓、太鼓櫓が再現されているが、外から見るのと中から見るのでは大違いで素晴らしい造りである。しかも、天守閣以外は無料で拝観できる。天守閣から見る広島の都市的な景色も美しい。原爆ドームはその中に溶け込んでしまって目立たない。


              天守閣から城家を見下ろした写真
              天守閣から城家を見下ろした写真

広島城をのんびり見ていたら午後2時半を過ぎてしまった。その理由の一つが地下駐車場から広島城に行く際に近い地下道を見落として遠回りしてしまったことにある。さらに帰りにも別のルートでまた間違ってしまった。

というわけで、宿の料理を美味しく頂くために昼食は中止し、車中で軽食を食べながら移動することに。楽しみにしていた広島名物のお好み焼を食べ損ねて残念! 途中翌日行く予定の宮島を左に観ながら走ること約10分、宮浜温泉「旅館かんざき」に到着。

ここの食事がまた美味しかった。温泉も良し。昨日に続いて喜んでいただけた。喜んで頂けると苦労して計画した甲斐があるというもの。

 

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