後楽園は初めて…

     川の手前側は岡山城、反対が後楽園
     川の手前側は岡山城、反対が後楽園

 岡山には何度も行っているが、後楽園は初めて訪問した。日本三大庭園(三名園)の一つとして有名なのでいつかは…と思いつつ、いつも仕事を最優先で観光の時間が取れず機会がなかった。

歩いていると「岡山ガス」の営業車が走っている。懐かしい! 若い頃この会社のガス基地を設計したことがあるからだ。岡山城をゆっくり見たあと城外に出て、直ぐ前の旭川に架かる月見橋を渡ると後楽園の南門である。岡山駅からはこの道が一番近いだろう。後楽園通りからは鶴見橋を渡ると正面入り口になる。シニア割引で入園することができるのも老年者の特権かな!




紅葉はまだ早く始まったばかりで緑が多いが、園内はとにかくきれいである。だた、人手が入り手を加えすぎた人工美が強調された感じが少々興ざめでもある。茶店で休憩して1時間か1時間半あれば、ほぼ観て回れる。ちょうど菊花展の準備をしていた(下の写真)が、これが開催されると、さらに1時間位時間が必要であろう。


紫式部も見事に裂いていたが、直ぐ傍の茶店で桃太郎伝説のキビだんごを食べながら休息するのもよい。他にもいろいろ食べ物はあり、軽く寿司弁当を食べることもできる。お天気も薄曇りで暑からず、寒からずといったところで、女性には日焼けしなくて程よい天候かもしれない。

キビだんごは、小さな梅干しほどの大きさが三つ、焙じ茶はたっぷりあるが少しもの足りなかった。桃太郎伝説は、岡山が一番有名なようだが、桃太郎はこんな小さなだんごを持ち歩いていたのかと、童心に帰って味わってみた。園内の一部には竹藪や蓮池もあった。関西では岩国の蓮根が餅っとした食感で美味しくて有名だが、生産量では何と言っても茨城県産の約50%、2位は徳島県で大阪市場では90%を占める。


後楽園を後にして川辺を歩いていると、草木染色に使う「クサギ」を見かけた。関東では青い実がそろそろ終わりになるのにこちらはまだ赤くなった程度で、やはり関西は気温が高いことを物語っていると思える。僅か半日だが夜行バスの活用で、ゆっくりと観光時間を増やすことができたメリットは大きい。さて、午後はいよいよ倉敷美観地区に移動だ!!

 

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コメント: 2
  • #1

    みつば (日曜日, 27 10月 2013 14:01)

    短大の部活のみんなで
    卒業旅行にと
    後楽園と倉敷へ
    行ったことがあります。
    後楽園がとてもきれいだったので
    印象に残っています。
    どちらも
    もう一度行ってみたいところです。

  • #2

    highdy (日曜日, 27 10月 2013 15:03)

    みつば さん
    岡山城内の公園部分もきれいですが、後楽園はさらに素晴らしいですね。日本日本三景はずっと昔に観ましたが、これで日本三大庭園も全て観たことになります。
    倉敷ももっと時間をかけてもう一度行きたいたいです。