いまの時期、実りの秋であちこちで稲刈りが盛んである。実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな、と、黄金の稲穂が秋の青空に映える。
「稲刈り」と言っても、我が家は農家ではない。玄関先のコンクリート製花壇の一部に置かれた発砲スチロール箱で育つ稲穂のことである。
highdy の家では、毎年正月飾りは自家製であるは以前にも書いた。その際に使う稲わらにはいつも自宅のベランダなどで収穫した稲を使う。その材料になる稲が今年も立派に実った。苗はご近所の農家からいつもひと握り分けてもらっている。
家庭菜園も完全無農薬・有機栽培であるが、この稲も農薬は一切使わない。収穫した籾(モミ)を精米して食べる程の量の米はできないが、残ったものはスズメの餌にはなる。
ご覧のように、プロの農家に負けない位にしっかりと実り、大粒の稲穂が重そうに頭(首:こうべ)を垂れている。今年は身内に不幸もなく、本物の稲を使った正月飾りができそうである。庭の植木や家庭菜園の野菜と違った植物を育てるのもまた楽しいものである。
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