9月28、29日と静岡県の沼津市と伊豆の国市に法事と旅行に行ってきた。
28日は4時に起床、4時30分に出発。一般道から関越高速、環状8号線、東名高速を使う際のいつものパターンである。朝のラッシュ時間を避けて午前7時に都内を抜け、東京インターに入るためだ。いつもは5時出発だが、偶然にも30分時間を間違った。ところが、これが幸いして予定通りの行動になった。都内が国体の準備とやらで早朝からやたらと混んでいたのである。
今の時期のドライブは気持ちがいい。走行中に抜けるような青空と流れる景色、カーステレオの音楽が心を癒してくれる。
東名高速を静岡方面に向かうと、至るところで「世界遺産の富士山」を見ることができる。特に、各SAやPAはそんな眺望を計算に入れてつくられているものである。
が、眺める景色としては、雪のない富士山さんは何故かシマらない!つまらない!感じがする。
沼津では街中や港からも富士山が見える所は実に多い。愛鷹(アシタカ)山が視界を防いでいるが、それでも見える。爆発しても溶岩から守られることにもなっている。但し、津波ではイチコロの町である。
知る人ぞ知る土産物は、フェリー乗り場や魚市場のある港湾で買うに限る。安くていいものが多い。駅の土産物店は静岡県としての加工品が多い。
水面(みなも)も巨大な水門(下の写真)に守られて穏やかである。遊覧船もこの港から出る。すぐ傍に漁協直営の干物センターや「みなと新鮮館」がお土産を買うにはお奨めと言える。
食事もこの近くには数多くのグルメ店があるが、みなと新鮮館もその一つ。
時間があれば、近くをぼんやり散歩するもよし、湾内をクルージングするもよし。
初日は紫陽花の実父の17回忌と若くして他界した実弟の13回忌で、とても良い天気に恵まれて2件の法要を済ませることができた。この種のイベントで雨に降られると大変困るが、日照りに困って和尚さんに傘をかけてあげたことはあっても、雨に降られたことは一度もなく恵まれている。二人のお坊さんの読経も心安らぐ心地いいものである。
法要後に近くの料亭で故人を偲びながら参加者一同で会食したが、13回忌や17回忌ともなると面白いエピソードも飛び出し、湿っぽい雰囲気は無い。紫陽花がダメ押しに念を押しておいたので、刺身類は特に美味しかった。皆様から大変な好評を頂いた。お腹もいっぱいになって、今夜のお宿伊豆の国市へ向かう。
コメントをお書きください
phoosuny (火曜日, 01 10月 2013 12:31)
私も富士山周りに行ってきましたが、夫は雪のない富士山はただの山・・・って言ってました。港の所は是非行ってみたいです。
highdy (火曜日, 01 10月 2013 12:49)
私も全く同感です。富士山にはやっぱり雪が必要です。
トレードマークともいえる雪のない富士山なんて、
「何とかがない、コーヒーのようなものです」とコマーシャルの1フレーズと同じです。
ここでも食事はできますが、港湾のグルメ街はここから車で数分で、沢山の穴場があります。