津和野ひとり旅(2)

 津和野の「うずめ飯」は、郷土料理として有名で、どこの宿でも食べることができるだろう。お土産なら「源氏巻」が有名。そもそも島根県は「日本酒」の発祥地と言われるほど造り酒屋は多く、無名ながら銘酒を造っているところも多い。他にも手漉き和紙製品もお土産としていいものがある。中でも「石州和紙」は有名である。

が、今回は少々高いが、写真にあるような醤油を買ってきた。

実はこの醤油、初めて泊まった時、私が開口一番「旨いっ!」と言ったものである。詳しく訊ねてみると、市販品ではなくオリジナルのものであるという。その後、多くの宿泊者が皆同様に「美味しい!」と評判なり、製品化・販売することになったとか。医薬・食品のプロであった私の舌もまだ衰えてはいなかったようである。

系列の萩の有名ホテルで腕を磨いた料理長がそのオリジナルの醤油を使って自家製のドレッシングを作っていたのだが、それも商品化してしまったのが写真の右側の「かぼすドレッシング」。

これらは女将のこだわりもあって容器代が影響して少し高いようだが、115mlが380円。ただ、私の場合は、2本買ったら10%値引きしてあった。おまけにドレッシングは特別に無料サービス!

ラベルには、美人女将の写真入り!! これでさらに味もアップ??

Facebookにも参加(写真では後列左端)、観光活動にも協力し、時折TV放送などにも出没されている。

宿の料理は、highdy のイチ押しと言ってもいい。味には比較的うるさい私の言うこと、きっとご満足いただけることだろう。

宿では無料自転車の貸し出しもあり、のんびり周辺観光をするには最適。悲しいかな温泉の多い島根県だが、この地域には本格的な温泉が無いのが玉にキズ、殆どが冷泉であるため景色と美味しい味を求める方には最高。

予め女将からの情報により訪問したが、あのゲリラ豪雨で川の上流域では堤防が決壊し壊滅的な被害を受けたものの、観光・宿泊には全く影響がなく道路は無被害。あの決壊がなかったら、あと30分か1時間で、町も浸水被害が発生していたかも知れない危機にあったようだで、私が泊まった日は日曜日にも拘わらず国土交通省のお役人が何10名も宿泊、彼らも朝は5時過ぎから夜遅くまで対策に大わらわであったようだ。

 

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